主な質疑応答(2011年3月期 第1四半期決算説明会)

実施日:2010年7月29日

「2011年3月期 第1四半期決算説明会」の主な質疑応答をテキストでご覧になれます。
内容につきましては、ご理解いただきやすいよう部分的に加筆・修正をしております。

Q1

パケットARPUの対前年同期比80円の増加について教えてほしい。4月-5月の時点では70円程度の増加という進捗を伺っていたが、結果としては80円の増加であった。6月に大きく上昇した結果であるのか、どのように80円の増加となったのか教えてほしい。

A1

パケットARPUの4月から6月の推移については、4月で対前年70円程度の増加であったものが、その後80円程度となり、その後6月には80円を超える増加となった。対前年の伸びは順調に推移しており、今年度の事業計画では後半の数値が高くなっているが、達成できる可能性はある。

Q2

パケットARPUの80円増の内訳については、iモード10円・iモード以外70円となっていると思うが、この結果を見る限り、経営リソースをiモード以外の分野に割いた方が良いと感じるが、経営陣の考えを伺いたい。

A2

パケットARPUの前年比80円増加の内訳としては、iモードとiモード以外という切り分けよりも、iモードとスマートフォンを合計して40円、その他で40円となると考えている。その他の40円のうち30円がPCデータ定額である。
現在、スマートフォンに加入される取替のお客様の大半はiモードからスマートフォンに移行されており、iモードとスマートフォンのARPUを切り離して管理しにくい状況にある。パケットARPUの80円の増加のうちiモード分は確かに10円位になるのだが、iモードのお客様のみを分母に取り出したiモード単独ARPUでは60円程度増加している。その数字からも分かるように、実際はiモードにおけるパケットARPUの成長がありながら、その一部がスマートフォンユーザとしてiモードから流れているというのが実態である。
また、スマートフォンやPCデータカードについては、iモードとは異なる販売奨励金を付けて販売促進している状況であり、我々としては非iモードに対しても経営資源を注いでいるという認識だ。ただし、iモードをご契約されているお客様も5,000万以上いらっしゃることは留意しておかなければならない点であり、iモードについても着実にブラッシュアップしていきたい。具体的には、端末の使い勝手の改善や、ドコモマーケットのiモード版を展開していくつもりである。例えば、現在iモードの最初のiボタンを押した際のiメニューはリスト方式になっているが、操作方法に慣れていない方向けに「らくらくiメニュー」や「おためしメニュー」というアイコン方式のメニューがある。端末でのiメニュー設定によりそれらのメニューをお使いいただくことが可能であるが、現在はその設定画面の階層が少し深くなっている。現在、初めのiメニューから設定画面に遷移できるように改良中であるが、このようにお客様が使いやすいようにサービスを改善することにより、今までiモードをご利用されたことのない方にも使っていただき、iモードARPUの向上を更に加速させる余地があると考えている。

Q3

無線LANのアクセスポイントとして機能する端末が発売されているが、世間の認知度はまだ低く、そういった機能の認知度を高めるようなマーケティングを行えば、もっとパケットARPU増が加速するのではないか。

A3

Wi-Fiルーターについては供給が追いつかず十分な販促ができない状態が続いてきたが、今後は在庫が潤沢になってくるのでしっかりプロモーションを展開していきたい。

Q1

Xperiaの際には初期の発注量が少なかったために供給が追いつかず品切れが発生していたが、Galaxy Sの発売時には端末は潤沢に用意されるのか。

A1

Galaxy Sの供給についてはサムソンと交渉をしている。Xperiaについては、日本などを皮切りに発売された商品なので供給面で難しい面があったが、Galaxy Sは既に海外で発売されていて既に市場には商品があるので、供給の調整が比較的柔軟に対応できると考えている。商品不足が発生しないように準備していきたい。

Q2

らくらくホン7の「らくらくiメニュー」は、ARPUに貢献する可能性があると考えている。らくらくホンは年間200万台程度の販売があると聞いており、今回の商品も普及拡大が期待されるが、ドコモ側から見たらくらくホン7への評価について教えてほしい。

A2

らくらくホン7は非常に使い勝手のよい、操作性の高いものに仕上がった。現在、らくらくホンはシニア層向けの商品という印象が強いが、もう少し年齢の低いお客様にもご利用いただけるのではないかと考えている。今後のらくらくホン利用層拡大にも期待している。

Q3

12月にサービスを開始するLTEのデータカード向け料金体系はどういうものになるのか。また、来年発売されるハンドセットのラインナップでスマートフォンは用意するのか。

A3

LTE向けの料金体系は11月頃に発表する予定だが、検討にあたり2点ポイントがあると考えている。
一つ目の論点は効用料金。LTEでは37.5Mbpsや75Mbpsというスピードが出るので効用を料金にどう反映するのかという点を検討している。
もう一つは、LTEをサービス開始当初からご利用される方は情報通信におけるリテラシーの高いお客様が多いと想定しているが、この層のお客様は一人の方が非常に多くの通信量を発生させる可能性がある点。公平性の観点も考慮した料金とする必要がある。現在の2段階の定額料金の延長上に、非常に多くの通信を行う方からは追加で課金をすることなども検討している。
LTE導入後には利用者を拡大させたいと考えているが、利用者の拡大はトラフィックと料金との兼ね合いになる。このバランスについては、今後の検討課題である。
LTEでのスマートフォン端末の提供については、完全なグローバル対応のスマートフォンを日本で発売することはまだ難しいかもしれないが、当社とお付き合いのある国内メーカーから発売されるスマートフォンについては、LTEを搭載できる可能性は高いと考えている。

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