アナリスト向け説明会 質疑応答(2013年3月期 第1四半期決算説明会)

実施日:2012年7月27日

内容につきましては、ご理解いただきやすいよう部分的に加筆・修正をしております。

Q1

解約率、純増数の改善に向けた取り組みについて伺いたい。LTEは技術として優れており、料金面でも「Xiパケ・ホーダイ ライト」は3Gや他社のWIMAXよりも安く、端末価格も他社より安い状態にあるが、それがユーザに浸透していないのではないか。今後の認知拡大に向けた取り組みについて教えてほしい。

A1

各種アンケートによると料金が高いという印象を持たれているのは事実で、プロモーションが不足していると感じている。セグメント毎の割引施策を実施し、端末・料金も他社と遜色ないものであり、競争力は十分あるはずだと考えている。
4・5月を振り返ると、他社のキャッシュバック施策等もあり、MNPで厳しい状況が続いた。7月・8月は端末ラインナップも揃うので、セグメント毎の料金施策と合わせてしっかりと訴求していきたい。

Q2

7月の純増の傾向については第1四半期よりも手応えを感じていると伺っている。夏商戦においては市場も活発化すると思うが、秋に向けて純増をどのくらいまで回復したいと考えているのか。

A2

秋に他社からiPhoneが発売された場合、iPhone 4Sの値下げも含め、一定の影響を受けると想定している。7月・8月には「家族セット割」を全国に拡大する等の対抗策も講じているが、今後の競争環境を見極めながら更なる対抗策を検討していきたい。

Q1

新たな定額料金プラン「Xiパケ・ホーダイ ライト」について、導入した狙いと効果について伺いたい。

A1

FOMAの料金体系は複雑になってきており、Xiでは新しい料金体系を導入したかったというのがそもそもの経緯。そのなかで、Xiについては音声は定額制、パケットは従量制と定額制のハイブリット型という考え方で料金を設定してきた。トラフィック利用効率の高いXiにシフトしていきたいとう前提のもと、階段型の従量制と7GB上限の定額制に加え、もう1つ料金プランがあったほうがいいという社内の議論があり、Xiのキャンペーン料金を勘案して、今回の料金プランを導入することになった。
パケット中利用層の方にXiに移行していただき、動画等を快適に使っていただきたいという狙いがある。

Q2

増収を狙う観点から、1-3年後にはどのような料金体系にしたいと考えているか。また、今後更に安価なプランを出す予定はあるのか。

A2

現時点では考えていない。料金体系を複雑にしたくないという思いがあり、お客様が選びやすいものを提供していきたい。

Q1

加入者の利用動向で、データ量が500MB内、3GB内に収まる人はそれぞれどのくらいの比率か。

A1

スマートフォンユーザのうち、トラフィック量が3GBに収まる利用者は全体の7割から8割程度、1GB以内の利用者は約半分、500MB以内の利用者は約3割程度である。一般的にスマートフォンに移行した後は、高い水準になる傾向が高い。但し、トラフィックの状況は変化しており、お客様の利用は今後伸びていくと思うので、注視していきたい。

Q1

加藤社長の新体制になり「スピード&チャレンジ」を掲げているが、何が変わるのか。トップダウン経営をやるべき時期ではないか。大胆に戦略を変えるつもりはあるのか。

A1

基本方針は山田前社長時代と変わらず、「総合サービス企業への進化」を志向するということと、「スマートフォンへのシフト」である。但し、やり方は私なりに変わるかもしれない。これまでは完成度を重視し、動きが遅い面があった。これからはトップダウンも含めて果敢に挑戦していきたい。足腰とも言えるモバイルが揺らがないようにしつつ、その上に乗せるサービスを、自分のこれまでの知見を活かしスピードをもって展開し、持続的成長を目指したい。

Q2

中間決算の時に経営方針を含めて中期計画は出すのか。シェアの低いソフトバンクが利益水準でドコモに近づいてきているが、投資家コミュニティに対し、何らかのコミットメントができる数字を出す予定はあるか。

A2

経営方針については、年度当初と変わらない。中間決算の際に、競争環境や市場の状況を踏まえて必要ならば、変更やプラスを示すことはありえる。

Q3

GALAXY S IIIは前モデルより売れ行きが遅く、Xperiaシリーズの売れ行きも春よりもスローペースだと聞いている。下期にiPhoneが出てくる中で戦えるのか。

A3

GALAXY S IIIは最初の2、3日はスローだったが後の状況は良くなっている。エリアの充実やサービスの多様性などに取り組み、他社に対抗していきたい。

Q1

来期は月々サポートの影響が拡大し、ARPUの下落傾向が続くと思われるが、契約数の増だけで携帯電話収入の増収が実現できるのか。

A1

来期もARPUの下落傾向は続くと想定されるので、純増数を確保しながらできるだけ収入を伸ばせるようにしていきたい。ご指摘のとおり今後月々サポートの影響は拡大するので、きちんと評価し、管理していきたい。

Q2

法人セグメントを切り出すなど、他社を意識した切り口での開示をおこなう予定はないのか。

A2

法人については、社内では月次で収支管理を行っているが、共通コストの配賦等の課題もある。現在、事業セグメントについては、「携帯電話事業」と「その他事業」の2区分であるが、どのような区分で開示するのがよいか、今後見直しを検討していきたい。

Q3

例えば、LCCのような概念でこれまでとは異なる低価格マーケットに出る考えはあるか。

A3

今のところ考えていない。

Q1

音声ARPUやMOUが下がっているが、音声ARPUの下げ止まりはどの程度の水準と考えているか。

A1

音声ARPUの減少については、現時点でVoIPの影響が1割〜2割あるようだ。我々としてはXiにお客様を誘導したいと考えており、音声では、定額制の「Xiトーク24」を訴求していきたいと考えている。「Xiトーク24」が一定の割合になると、下げ止まるのではないかと考えている。
また、VoIPの影響については、SNS等の利用方法も含め引き続き注視していきたいと考えている。

Q2

新しい経営陣で何を実現したいのかが見えてこない。この決算で伝えたかったのは何か。

A2

第1四半期を総括すると、将来の展望が見えた決算だった。乱売競争の中、費用を最小限に抑え、利益確保ができている。ここ数年でコスト体力がついてきたものとご理解いただきたい。月々サポート分は計算ができるコストであり、利益を確保しながら将来のたねをまいている。問題は売り負けてはいないが顧客の流出がとまらないという状況にある。着々と手は打っているのでもう少しお時間をいただきたい。
また、ARPU以外の収入についても着実に伸ばしていることもご理解いただきたい。例えば、iチャネル、dマーケット、コンテンツ収入等も着実に伸びてきている。中期計画の中ではこれらの収入についても見せ方を工夫し、ご理解をいただきたいと考えている。

Q3

顧客流出が止まらない状況が続いているが、経営陣としてはいつまでに流出を止めたいと考えているのか。

A3

MNPについては改善傾向にある。7月に入り夏モデルも揃ってきて、いろいろな施策の効果がでてきており、7月〜8月の改善状況を注視していきたい。一般論だが、ストックが大きい会社はMNPで厳しい面は出てくるもの。一定の時間をいただきたい。

Q1

端末ラインナップ、通信料金・端末料金について、ユーザへの訴求が弱いように見える。KDDIはスマートバリューなど、安さを全面に出したマーケティングを展開している。マーケティング手法を抜本的に変える必要があるのではないか。

A1

FOMAでは複雑な料金体系になった反省もあり、Xiでは分かりやすい料金体系にしながらも、選択肢を増やす戦略をとっている。割引施策も同様。例えば、Xiトーク24でもXi同士のみが適用と勘違いされていたり、アンケート結果等で「ドコモは料金が高い」というイメージがもたれており、その払拭に苦労している。例えば、ドコモショップなどでキャッシュバックの金額提示や店頭ガラス窓でのポスター提示など直接的な広告を行っている。事実を訴求できる工夫、認知度を高める工夫をしていきたい。

Q2

新しいiPhone販売に対抗して、今後どのようにアピールしていくのか。

A2

端末ラインナップ、ネットワーク、サービスなど総合力で勝負していく。新たに発売されるiPhoneがどのようなものか見極めた上で、スピード感を持って対抗策を講じていきたい。

Q3

MNPについてはどのくらいの水準を目標としているのか。
また、KDDIはインセンティブを下げていく方針であるが、MNPがどれくらいの水準になれば、インセンティブを下げるつもりなのか。

A3

現在ドコモは、料金競争を主導していると思っていない。キャッシュバック等の施策も他社対抗上やむを得ず講じてきた経緯もある。一定の範囲で影響も見ながら施策を講じている。MNPはどれくらいの水準を目標にするかは難しいが、昨年度のMNP実績マイナス80万の半分くらいの水準にしたいと考えている。

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