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説明会資料

社長コメント(2013年10月25日 2014年3月期 第2四半期決算について)

NTTドコモ社長の加藤でございます。

第2四半期の決算につきましては、営業収益 2兆1,990億円と前年同期比83億円の減収、営業利益 4,732億円で前年同期比20億円の増益となりました。収益につきましては、新領域の順調な拡大やXiサービス契約者の増加、スマートフォンの積極的な販売による収益増があったものの、月々サポートや、MOU減少の影響などにより減収となりました。費用面では、ツートップ戦略によるメリハリのある販売や、端末機器原価の削減、経営基盤の強化に向けたコスト効率化によって前年同期比104億円の減となり、減収増益の決算となりました。

総販売数は1,047万台と前年を下回ったものの、スマートフォンユーザの拡大とXiサービスの普及に注力した結果、スマートフォン販売数は632万台と前年並みを確保しました。また、Xi契約数は9月末時点で前年同期比1,040万増の1,640万契約、スマートフォン利用数は2,150万へと順調に拡大しました。下期はiPhone、及びAndroidのおすすめ3機種をはじめとする充実のラインナップで年間販売計画2,450万台の達成を目指してまいります。

ネットワークは、クアッドバンド、すなわち4つの周波数帯を用いて、厚みのあるエリア展開を実施するとともに、世界最速の受信時最大150Mbps※1 の通信速度を実現しています。ドコモは、快適なネットワークの構築を今後ますます積極的に展開していきます。

ドコモの独自サービスとして展開している「dマーケット」においては、「dビデオ」「dアニメ」「dヒッツ」のトータルのご契約者数が9月末時点で700万を突破し、その他のストアを含めた全体の取扱高は上期で270億円まで拡大しました。これらを含む新領域収入は3,100億円に達し、年度末収入7,000億円に向け、力強い進展を示しております。

下期については、新しい競争ステージが始まる中、「充実したデバイス・ラインナップ」、「技術力が支える信頼のネットワーク」、「スマートライフを実現する多彩なサービス」など、ドコモの強みをフルに発揮し、競争優位の確立と構造改革の推進により、営業利益目標8,400億円達成に向け、全社一丸となって力強く事業を運営してまいります。

  • 1 LTE通信の通信速度において。各社公表値に基づく(2013年10月現在)。
    東名阪の一部のエリアにてご利用になれます。
    通信速度は技術規格上の受信時最大値であり、通信環境により変化します。
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