2012年6月20日 社長就任にあたって
会見日時:2012年6月20日(水曜)午後1時30分〜午後2時20分
加藤社長コメント
昨日、ドコモの社長に就任いたしました加藤でございます。現在、モバイルの世界は大きな変革期にあり、スマートフォンの急激な普及・機能向上やグローバルレベルでの競争激化のなかにあるが、この新しい時代に大役を担うことになり、身の引き締まる思いであります。
私は、約30年にわたってモバイルビジネスに関わってきた。モバイルの普及拡大とともに、人々のコミュニケーションは大きく発展したが、人と人とをつなぐ通信を確保していくことが社会インフラを担う当社の最大の「使命」であることは変わらないと実感している。一方、これからもモバイルは、新たなコミュニケーション文化を創造していく無限の可能性を秘めていることも確信している。モバイルは人々の暮らしをより便利に、より充実したものにする大きな可能性を持つツールであり、それを当社のサービスで実現させたいという、私を含めた全社員の「夢」を実現するため、私は全力を尽くして職務を遂行していきたい。
スマートフォンの普及やクラウドサービスの展開に取り組むなかで、スピード感をもってお客様の様々なご要望に応えていきたいというのが私の思いである。そして今こそ、ドコモの底力である世界最先端の技術力・研究開発力を最大限活用する好機到来と考えている。他企業と積極的にアライアンスを組むことにより、さらに高度なサービスを開発していきたい。
このような状況下において、私の責務はお客様満足度の更なる向上・現場原点主義を貫くことだと考えている。私は、「スピード&チャレンジ」をキーワードに掲げ、「スピード感」をもって、新しいことに挑戦していきたい。
「スピード&チャレンジ」で実現したいことは2つある。1つ目は「イノベーションによるサービスの進化」、2つ目は「融合による新たな価値創造」である。
1つ目の「イノベーションによるサービスの進化」は、我々ドコモの持つ研究開発力を最大限引き出し、魅力的なサービスをスピード感をもって次々と実現していくということ。特に力を入れていきたいのはスマートフォンと「ドコモクラウド」との連携である。「しゃべってコンシェル」のように、便利で使いやすくて楽しいサービスを導入し、改善を繰り返しながらお客様とサービスを育てていきたい。
2つ目は、「手のひらの中のコンピュータ」であるスマートフォンと、人々の生活・暮らしに関わる様々な領域との「融合」を推進し、モバイルの「新たな価値」を創造していきたいということ。特に、モバイルと親和性の高い健康・医療、金融・決済、コマースなどの8分野においての「融合」を進め、より便利で、より快適な生活を実現していきたいと考えている。
最後に、人と人とをつなぐ通信を確保するというドコモの「使命」を果たし、モバイルにより、人々の暮らしをより便利に、より充実したものにしていくという「夢」の実現のため、私は全力で取り組んでいきたいと考えている。
今年でドコモは営業開始20年となる。お客様、株主様、そしてパートナーの皆様に、いままで育てていただいたことに今一度感謝をしながら、ドコモを支え、ドコモを愛してくださる皆様の期待に応え、さらなる成長を目指したい。皆様のご理解とご協力を賜りたくお願い申し上げます。

