知的財産の強化

ドコモでは、より高度で快適なモバイル通信環境を実現するため、これまでW-CDMA、LTE(Long Term Evolution)、LTE-AdvancedやFRA(Future Radio Access)などのネットワーク高度化関連技術、新サービス関連技術などの研究開発を推進し、特許出願を促進してきました。2012年3月期は、国内約820件、海外約1,400件の特許を取得しました。ドコモは、今後も継続して知的財産を強化することにより、国内外における競争力を高めていきます。

特許登録件数の推移のグラフ

ドコモの所有特許

ドコモがW-CDMA方式移動通信システムの研究開発を進める中、特許権を取得した「移動通信システムにおける信号の伝送方法,送信機,受信機および拡散符号同期法」(特許第3214860号)は、2010年6月に平成22年度全国発明表彰特別賞「内閣総理大臣発明賞」に選考されました。本発明を適用することで、携帯電話機は基地局からの信号を従来より短時間で受信でき、携帯電話機の電源を入れてから待受け状態(発信・着信が行える状態)になるまでの所要時間、ハンドオーバのための周辺基地局の検出時間などを大幅に短縮することが可能となりました。本発明の技術は日本のみならず、米国、欧州各国、中国や韓国などの諸外国でも特許として登録され、ITUの国際標準規格にも採用されています。

全国発明表彰の画像

ドコモは、W-CDMA、LTEなどの無線技術を始め、H.264、AACなどのメディア符号化技術や他の多くの関連技術の標準化活動に参加しており、標準規格にはドコモからの技術提案が多数採用されています。ドコモは様々な標準規格に対して数多くの必須特許を所有し、それらは主に特許プール等を介してライセンスアウトしています。現在普及が進んでいるLTE技術に関しては、ドコモの必須特許のシェアは全体の第4位と分析されています(2012年10月12日に株式会社サイバー創研が公開したLTE関連特許のETSI必須特許宣言特許調査報告書第2.0版による)。

ドコモは、国内だけでなく外国でも多くの特許を取得しており、2012年12月現在で延べ国内約4,500件、海外約9,000件の特許を所有しています。特許協力条約に基づくドコモの国際特許出願数は、全世界で第42位、通信事業者としては第1位となっています(2012年3月5日に世界知的所有権機関が公表したInternational Patent Fillings Set New Record in 2011による)。

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