携帯電話ネットワークは、携帯電話がいつでもどこでも電話やメールなどを着信できるように、各基地局のエリア毎に所在する携帯電話を周期的に把握しています。お客様へ携帯電話サービスを提供するために必要となるこれらのデータや、ご契約のデータを運用データと呼びます。
モバイル空間統計は運用データから作成します。このため、お客様のプライバシーや個人情報を厳重に保護しながら作成します。
図1. モバイル空間統計の作成手順
モバイル空間統計では、運用データのうち電話番号の様な個人を識別できる情報を使用しません。また、生年月日を年齢層に変換するなど情報の要約を行います。この処理を「非識別化処理」と呼びます。
次に、属性別に携帯電話の台数を数え、さらに、ドコモの携帯電話の普及率を加味することで、ドコモのお客様以外の方々までも含む人口を推計します。この処理を「集計処理」と呼びます。
最後に、少人数エリアの数値を除去します。この処理を「秘匿処理」と呼びます。秘匿処理は、統計的に少数であることで個人を推測されやすくなる場合があり、これを防ぐために行います。
こうすることで、モバイル空間統計は、一人ひとりを示すデータではなく、集団の人数のみをあらわす安全な人口統計情報になります。
なお、モバイル空間統計の作成には、数日を要します。


