携帯電話の接続料を改定
<2011年1月24日>
NTTドコモ(以下ドコモ)は、2010年度適用の事業者間における携帯電話の接続料改定について、本日、総務大臣へ届出を行いました。
今回の改定では、2010年度より初めて適用されるガイドライン1 に従った算定を行い、2009年度適用の接続料から最大で35.6%(音声接続料(区域内))低減しております。
ドコモは今後も接続料の低廉化に努めてまいります。
概要
接続料の主な改定内容
音声接続料 | ||
区分 | 改定後(2010年度適用) | 現行(2009年度適用) |
区域内 | 1秒あたり0.087円(-35.6%) | 1秒あたり0.135円 |
区域外 | 1秒あたり0.105円(-32.7%) | 1秒あたり0.156円 |
ドコモ網との相互接続点1 が、ドコモが定める同一の区域内2 に存在する場合には「区域内」の料金を適用し、それ以外の場合には「区域外」の料金を適用します。
パケット接続料 | ||
区分 | 改定後(2010年度適用) | 現行(2009年度適用) |
レイヤ3接続(10Mbpsのもの) | 月額あたり8,889,321円(-29.3%) | 月額あたり12,567,408円 |
レイヤ2接続(10Mbpsのもの) | 月額あたり7,458,418円(-20.6%) | 月額あたり9,396,038円 |
ドコモ網との相互接続点について、GTP3 接続するものには「レイヤ2接続」の料金を適用し、それ以外の場合には「レイヤ3接続」の料金を適用します。なお、10Mbpsを超える場合は1Mbpsごとに上記料金の10分の1を適用します。
接続料の主な改定内容
2010年4月1日に遡って適用します。
[参考1]音声接続料の仕組み
- 区域内料金
【例 : 他社携帯(東京)発→ドコモ携帯(横浜)着の場合】
- 区域外料金
【例 : 他社携帯(東京)発→ドコモ携帯(名古屋)着の場合】
POI=[相互接続点(Point of Interface)]
[参考2]パケット接続料の仕組み
POI=[相互接続点(Point of Interface)]
[参考3]音声接続料の推移
[参考4]パケット接続料の推移
[参考5]携帯電話の接続料(音声)の国際比較
- 諸外国の料金は各国規制当局のホームページによる。
- イギリス、イタリアの料金はピーク/オフピークの平均値。
- 日本の料金は区域内外の平均値。
- 為替レート:1ユーロ=117.10円、1ポンド=136.35円(2009年12月〜2010年11月までの為替レート)。
報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。