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韓国KT社と、日韓間におけるNFCサービス相互利用に向けた検討に合意

-世界的パートナーと連携し、既存インフラを活かした非接触ICサービスの相互利用環境構築を目指す-

<2011年2月9日>

NTTドコモ(以下ドコモ)は、韓国の通信事業者KT Corporation(本社:ソウル、Chairman&CEO:李錫采(イ・ソクチェ)、以下KT社)と、日韓間におけるAndroid OS端末を利用したNFC(Near Field Communication)注意1 サービス相互利用に向けて今後2国間でシームレスに連携したNFCサービスの2012年末提供開始を目指すことで、2011年2月7日合意いたしました。

現在、両国の通信インフラ環境に適したサービスを提供するために必要な端末・ネットワーク・課金プラットフォームの仕様に関して、KT社と定期的に開催している事業・技術協力委員会(BTCC)において「NFCサービス共通基本仕様」の検討・策定を進めています。注意2

本サービスの提供にあたり、ドコモは2004年から提供開始したおサイフケータイ®サービス、KT社は2002年から提供開始した「ポストペイドモバイル交通サービス」で培った経験を元に非接触ICインフラやサービス運用方法など既存の仕組みを利用しながら、両国のお客様向けにクーポン、支払いや交通などの分野で、シームレスに連携したNFCサービスの提供を目指し、更なる非接触ICインフラの展開促進活動、NFCサービス提供事業者の開拓などの準備を進めます。

両社で共同策定した「NFCサービス共通基本仕様」の内容は、GSMAをはじめとした世界の業界団体・標準化団体に提案してまいります。

更に、世界的なペイメントブランドVisa Inc.、NFCチップベンダー・端末ベンダーサムスン電子株式会社、SIMカードベンダージェムアルト株式会社と戦略的関係を構築し、日韓のモバイル非接触ICサービスに対応するスキーム作りに取組みます。また、三井住友カード株式会社、ビットワレット株式会社と共に、日韓での相互利用可能なモバイル非接触ICサービスの日本での利用環境整備に取組む予定です。今後、韓国を皮切りに世界中のNFCサービスが相互利用可能な環境を促進していきます。

ドコモは、モバイルを核とした「総合サービス企業」を目指し、モバイルNFCサービスの更なる発展に向けて取組んでまいります。

なお、NFCサービス相互利用イメージを2011年2月14日からスペイン・バルセロナにて開催される「GSMA Mobile World Congress 2011」のドコモブースで展示いたします。

  • 注意1 NFCとは、短距離無線通信規格であるType A、B、FeliCaの上位互換のある国際標準規格のことをさします。
  • 注意2 ドコモとKT社は、2005年に事業・技術協力委員会(Business & Technology Cooperation Committee)を設立し、ローミングサービスの利便性向上、新規サービスの展開などについて、事業協力の検討を行い、日韓両国における顧客利便性の向上を目指している。
  • 注意「FeliCa」は、ソニー株式会社の登録商標です。
  • 注意「おサイフケータイ」は、NTTドコモの登録商標です。

報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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