グラフィックデザイナー
1940年東京生まれ。1964年東京芸術大学デザイン科卒。資生堂を経て、1971年松永真デザイン事務所設立。
主な仕事に、一連の平和ポスター、フランス革命の人権ポスター。「東京三菱銀行」「カルビー」「バンダイ」「リーガロイヤルホテル」などのシンボルマークや、「ISSEY MIYAKE」「ベネッセ」「国立西洋美術館」などのCI計画。大ベストセラーとなった「日本国憲法」のブックデザイン。ヒット商品の「スコッティ」「カンチューハイ」「ウーノ」などの日用品や国際指名コンペ優勝の仏煙草「ジタン」のパッケージなど。
正攻法でありながら、シンプルで鋭い衝撃力を持つデザインが注目されている。
80年代よりワルシャワ、ユーゴスラビア、ニューヨークなど海外での大規模な個展を開催。1996年から全仕事展「グラフィックコスモスー松永真デザインの世界」が全国の美術館を巡回。1997年セゾン美術館にて「松永真のデザイン展−日常性の美学−」、2001年GGGにて「“Spring has come”−松永真ディテールの競演」、2003年トロント、カルガリー、サンパウロ、テヘラン、ケープタウンなどにて審査・講演・展覧会。ニューヨーク近代美術館、ヴィクトリア&アルバート美術館など国内外71カ所の美術館などに多数の作品が永久保存。主な受賞として、東京ADC賞、毎日デザイン賞、ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ金賞・名誉賞、芸術選奨文部大臣新人賞、日本宣伝賞山名賞、イコグラダ大賞、紫綬褒章など受賞多数。
AGI会員、東京ADC委員、JAGDA理事、日本デザインコミッティー。東京芸術大学客員教授。 |