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台湾旅行の費用はどのくらいかかる?(2泊3日・4泊5日・1週間の場合)

ノスタルジックな街並みや多彩なグルメなど、さまざまな魅力にあふれる台湾。
今回は、台湾旅行にかかる滞在期間別の費用の目安や、おすすめの観光スポットなどをご紹介します。

台湾旅行の費用はどのくらいかかる?(2泊3日・4泊5日・1週間の場合)
目次

台湾旅行の基本情報

台湾旅行の基本情報

日本の九州とほぼ同じ面積の島国である台湾。そこに、自然や文化がつくり出す異国情緒のある美しい景観や、グルメ、ショッピング、リラクゼーション、アクティビティなどさまざまな楽しみが凝縮されています。

日本各地から直行便が発着し、たとえば東京から台北までのフライト時間は約4時間とアクセスがしやすく、2泊3日ほどの短期間から旅の計画を立てることができます。日本との時差は1時間。言語は中国語や台湾語が主に使われています。

【気候】

台湾の気候は日本より温暖ですが、南北に長いため北部と南部で気候が異なります。

台湾最大の都市である台北などの北部を訪れるなら、12~2月はダウンジャケットなど厚手の上着が必要ですが、それ以外の時期は半袖のシャツと、薄手の上着等があるとあんしんです。
晴れの日が多い3~5月、9~11月がベストシーズンとされています。

高雄などの南部は北部よりさらに温暖で、1~2月以外は20度を超える日が多く、日本の春~夏の服装で過ごすことができます。夏の日差しが強いので、熱中症や紫外線対策を心がけましょう。過ごしやすい気候が続く9~2月がベストシーズンとされています。

【物価】

食事代や交通費は日本に比べて割安で、特に夜市などの屋台グルメであれば、リーズナブルに食事ができます。

主な交通手段は、タクシーやバス、台北市内であれば都市鉄道である「台湾MRT」、長距離の移動の場合は、通称「台湾新幹線」と呼ばれる「台湾高速鉄道」が便利です。

旅行者も多い台北市、高雄市、台南市では、タクシー運賃は初乗りが1.25kmまでで85元(約408円)、それ以降は200mごとに5元(約24円)が加算されます。
「台北MRT」は市内に6路線+2支線が運行し、運賃は20元(約96円)~65元(約312円)とリーズナブル。移動が多い場合は、150元(約720円)で1日乗車券の利用もできます。
台北(南港駅)と高雄(左營駅)を最短約110分で結ぶ「台湾高速鉄道」は、自由席であれば、南港駅から台北市と隣接する桃園市にある桃園駅までの運賃は190元(約912円)、終点の左營駅までは1,480元(約7,104円)で利用できます。

  • 台湾の通貨はニュー台湾ドルです(1元=4.8円で換算)
  • ニュー台湾ドルは、「NT$」「NTD」「圓」「元」とさまざまな表記がありますが、当記事では「元」を使用しています。

台湾旅行の費用の目安

台湾旅行の費用の目安

台湾旅行には、どれくらいの費用が必要でしょうか。
東京発・台北行きのLCC(格安航空会社)を利用し、台北市内のホテル(スタンダードクラス)に滞在した場合の1人分の費用の目安を、滞在日数別で調べてみました。
航空券やホテル代はシーズンやグレードによってさまざまですので、予算や目的にあわせて検討しましょう。

旅行会社が提供する格安パッケージを利用すれば、さらに費用を抑えられる場合もありますが、ここでは個人手配旅行の費用の目安をご案内します。

2泊3日 4泊5日 6泊7日
航空券
(エコノミークラス往復)
約5万円~ 約5万円~ 約5万円~
ホテル 約1万円~ 約2万円~ 約3万円~
食事 約7,500円~ 約1.25万円~ 約1.75万円~
合計 約6.75万円~ 約8.25万円~ 約9.75万円~
  • 航空券は燃油サーチャージや空港使用料などの諸費用が含まれています。

旅費以外に必要な費用も

旅費以外に必要な費用も

海外旅行保険について

海外旅行保険とは、急な体調不良や不慮のケガ、荷物の盗難、偶然の事故により他人に損害を負わせてしまった場合など、海外旅行中のさまざまなトラブルで発生する金銭的負担に対し補償される保険です。
旅行先によっては、ちょっとした診療でも高額な治療費が発生することもあるため、短期間の旅行であっても、加入しておくとあんしんです。

保険会社や補償内容によって費用は異なりますが、ご自身やご家族の不安をカバーできる保険選びができるといいですね。

スマホや携帯電話の利用料金も考えよう

行きたいお店の営業時間や最新情報の確認、レストランの予約や行き方の検索、ほかにも家族や友人との連絡、旅先での感動をSNSに投稿するなど、旅行中もスマホや携帯電話を利用するシーンがたくさんありますよね。

日本と同じように使えると便利であんしんですが、気になるのがその料金です。
台湾でのスマホや携帯電話の利用料金について確認しておきましょう。

海外でもスマホや携帯電話でネットを使うには、携帯電話事業者のデータ定額サービス・レンタルWi-Fi・海外SIMなどといった方法がありますが、数日間の台湾旅行なら、使いたいタイミングで必要な利用時間・期間を選べる「世界そのままギガ」がおすすめです。

【「世界そのままギガ」利用例 -2泊3日の場合-】
出発前までに2日間プラン(当日13:00利用開始)を予約済みの場合

1日目 出発日 台湾へ出発→台北に12:30すぎに到着
13:00~「世界そのままギガ」利用開始
2日目 現地 2日間プラン利用中
3日目 帰国日 13:00で2日間プランの利用終了。日本へ帰国。
◎もう少し使いたいときは、1時間200円で利用可能!
合計 1,780円(2日間)

「世界そのままギガ」はお申込みだけなら料金はかかりません。
一度申込めばいつでも使えますし、「データローミング」が「オン」になっていても「利用開始操作」をするまでは通信は始まらないため、あんしんです。
到着後にすぐに使いたい場合は、出発前に利用予約を済ませておくのがおすすめです。渡航先で利用開始予定時刻になると、自動でデータ通信が開始されるのでスムーズです。さらに、事前に料金が確認できるのであんしんです。

世界そのままギガ

目的別おすすめスポット

旅行の目的別に、台湾のおすすめ観光スポットをご紹介します。

目的別おすすめスポット

【台湾グルメを味わうなら】

歴史ある市場から、近年増えているリノベ―ションスポットまで、選ぶ場所によって幅広い台湾グルメを楽しめます。

西門
(シーメン)
グルメからファッションまで、約5,000もの店舗が軒を連ねる大市場で、圧倒的な品揃えを誇ります。建物の中に多くの店舗が集まっていますが、屋外の店もアーケード内なので、雨の日も食べ歩きがしやすいです。
東門
(トンメン)
1930年代に開設された市場。永康街の近くにあり、質の高い生鮮食品が並ぶため、早朝から多くの人で賑わいます。その場で食べられるパイナップルなどのフルーツ、老舗店の豆花がおすすめです。
榕錦時光生活園區
(ロンジンシーグァンションフォユェンチュー)
2022年9月にオープンした注目のスポット。100年近く前の元刑務所官舎がリノベーションされ、レトロな雰囲気とモダンな建築が融合した、フォトジェニックな光景が広がります。コーヒー、ベーグル、ワッフルなど気軽に味わえる軽食の店などさまざまな店舗が集まっています。

【夜市を楽しむなら】

台湾の人々の生活と密接に結び付く、巨大な屋台街である夜市。グルメからファッション、雑貨までさまざまな屋台が軒を連ね、人気の夜市は週末ともなると身動きがとれなくなるほど多くの人で賑わいます。

士林夜市
(シーリンイエシー)
台北随一のスケールを誇る夜市。食の屋台がぎっしり並び、フルーツを絞った新鮮なドリンクや、お寺の前にお店を構える有名な麺線(細麺を煮込んだ麺料理)などがあります。ほかにも、ファッションを扱う店も多く、地元の人たちも多く利用しています。
饒河街観光夜市
(ラオフーチエクワンクアンイエシー)
規模はさほど大きくないものの、グルメが充実した夜市で、ミシュランのビブグルマンを獲得した屋台も並びます。名物は胡椒餅と藥燉排骨(スペアリブの薬膳スープ)。
寧夏路夜市
(ニンシアルウイエシー)
台湾伝統の屋台料理を中心とした夜市。メインストリートである寧夏路沿いには、食の屋台がずらりと並びます。また、屋台ゲームが集まるエリアもあり、子どもたちがどこか懐かしさを感じる素朴なゲームに興じる微笑ましい光景も見られます。

【台湾雑貨を探すなら】

レトロな雰囲気と温かみを感じる台湾雑貨は、家族や友人へのおみやげにもぴったりです。百貨店やアパレルショップが集まるエリアや問屋街など、さまざまな場所で探すことができます。

永康街
(ヨンカンチエ)
台北の中心部にある閑静な住宅街・永康街は、雑貨店やレストラン、茶芸館などが点在する人気のエリアです。台湾らしい花柄をモチーフにした雑貨や小物などが揃います。
迪化街
(ティーホワチエ)
台湾で最も歴史が古い問屋街で、布の問屋街としては台湾一の規模を誇る永楽市場があります。周辺には、台湾伝統の客家(はっか)柄をはじめとした布製品や日本でも流行したナイロンバッグやカゴバッグ、また漢方薬、からすみなどの乾物店も豊富にあります。
中山
(ヂョンシャン)
大型百貨店の「三越」や日本で出店して人気を集める「誠品生活」など、雑貨、コスメ、アパレルなどの店が集まる台北でも有数の商業エリアです。

【アートを楽しむなら】

台湾では近年、古い建物を現代風にリノベーションし、アートスペースとして再利用したカルチャースポットが注目されています。

松山文創園區
(ソンサンウェンチュアンユェンチュー)
タバコ工場だった広大な土地と老建築をリノベーションした文化複合施設で、展覧会やアート活動を行う場として活用されています。雑貨店やカフェなども併設しています。
華山1914文化創意園區
(ファシャンイージゥイースーウェンチュアンユェンチュ)
酒や樟脳(しょうのう)を作る工場の跡地を活用したアートスペースで、カフェや雑貨店、映画館などを併設。老建築が醸すレトロな雰囲気と、現代のアートやインテリアが融合し、エリア全体がアートギャラリーのようです。

【台湾の歴史や文化を学ぶなら】

台湾の定番の観光スポットとして訪れておきたいのが、台湾の歴史や文化を学べる文化施設。貴重な展示品の数々を見学することができます。

故宮博物院
(グーゴンボーウーユエン)
世界4大博物館のひとつに数えられる台湾を代表する観光スポット。広大な敷地には、中国歴代皇帝の貴重な宝物を約2万点展示する本館のほか、約7,000坪におよぶ本格的な中国式庭園もあり、時間をたっぷりとって鑑賞したい施設です。
鶯歌陶瓷博物館
(イングートウジボーウーグァン)
台湾陶芸文化の里である鶯歌(イングー)の特色を活かした陶器専門の博物館。台湾における陶芸文化の起源から現代技術までを学べます。

【台北郊外の観光スポットへ出かけるなら】

台北の中心地を少し離れた郊外のエリアには、自然豊かな美しい景観に出会える観光スポットが点在しています。

九份
(チウフェン)
山間に広がる風光明媚なエリアで、日本では有名なアニメ映画の舞台になったことで知名度が高まりました。茶芸館が並ぶ「賢崎路」は、赤い提灯が道沿いに灯り、異世界に来たような景色が広がります。
猫空
(マオコン)
文山区にある緑豊かな丘陵地帯。ロープウェイに乗り、眼下に広がる茶畑と台北の街を眺めながら空の旅を楽しめます。
淡水
(タンシュエイ)
「台湾のベニス」とも称される、夕日の絶景スポットとして知られる港町です。日没時には辺りを美しい赤色に染めながら、淡水河に沈みゆく夕日を見に多くの人が訪れます。

まとめ

まとめ

今回は台湾旅行の費用や人気の観光スポットについてご紹介しました。
台湾の大きな魅力であるグルメをリーズナブルに楽しめること、ひと昔前の日本を思わせるノスタルジックな景色に浸れること、そして、近距離で移動時間が少なく、短期間でも満足度が高い観光ができることも、台湾旅行の大きな魅力です。

気候のよいシーズンを選んで、快適な台湾旅行をお楽しみください。

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