佐賀県佐賀市様

導入事例:佐賀県佐賀市様

「FieldServerⅥ」を塩分濃度測定用に改良、農作物への塩害を防止し職員の稼働を軽減

佐賀市では、海水が流れ込む河川と用水路の間に水門を設置し、用水路への海水の流入を防いでいる。しかし、水門に異物が挟まると海水が用水路に流れ込み、農作物に塩害をもたらす。塩害を防止するには、海水の流入情報をリアルタイムに把握し対処する必要があった。これに対応したのが、塩分濃度を計測できるよう改良した「FieldServerⅥ」。塩害発生ゼロを実現するとともに、職員の稼働軽減にも貢献している。

業種 農林水産
エリア 九州・沖縄
従業員数 1,001名以上

導入内容

導入サービス・ソリューション

fieldserver

FieldServer

フィールド(現場)の環境や動植物の監視などを行う露地栽培・ハウス栽培農業支援システムです。

FieldServer

導入前・導入後の比較

導入効果
導入前の課題 導入後の成果
1 用水路への海水の流入に気づかないまま、農家の方が農作物に散水してしまい、塩害が発生するリスクがあった。 1 水門の用水路側に「FieldServerⅥ」を設置、用水路への海水の浸入をリアルタイムに把握することが可能に
2 水門に異常がないか、市職員が定期的に見回っており、その稼働時間が負担となっていた。 2 塩分濃度が予め設定した値を超えると、市職員へメールで通知。メール受信後に現地へ確認に行くことで、稼働時間を軽減
3 いつ海水が用水路に流入するかわからないという不安が、常に市職員にあった。 3 「FieldServerⅥ」で1時間ごとの塩分濃度を計測し、最新のデータを常時把握できるので、あんしんして他の業務に注力できる

お客さまの声

導入のきっかけ用水路への海水流入による塩害防止のため、市職員の見回りで対応していたが、その稼働軽減対策が急務だった

佐賀市 農林水産部 農村環境課課長 碇 正光 氏 佐賀市 農林水産部 農村環境課副課長 兼 農村環境整備係長 中村明弘 氏 佐賀市 農林水産部 農村環境課 主査 竹本正行 氏

佐賀平野では水稲をはじめ野菜などの生産が盛んで、用水路であるクリークが発達しています。大雨時にはクリークから水門を通して河川に排水し、湛水防除を図っています。

しかし、有明海の干満差は最大6mあり、満潮時には海水が河口から上流に逆流してきます。

水門のフラップゲートにゴミなどが詰まると、海水がクリークに流入することがあります。実際に平成27年度に海水の流入が原因で農作物に被害が出てしまいました。

そこで市の職員による見回りをしていたのですが、その稼働の増加が課題となり、対応は急務でした。

導入の効果用水路側の塩分濃度をリアルタイムで計測、警報メールが届くとすぐに現場に駆けつけ対応

用水路側の塩分濃度をリアルタイムで計測、警報メールが届くとすぐに現場に駆けつけ対応

塩害を防ぐために導入したのが、塩分濃度を計測できるよう改良した「FieldServerⅥ」です。有明海沿岸部にある水門10か所に設置しました。用水路にセンサを設置し、塩分濃度がしきい値を超えると職員に警報メールが届く仕組みです。10か所に対して16名の職員が対応しており、警報メールが届くとすぐに現地に駆けつけてゲートに挟まっている異物を処理しています。

 「FieldServerⅥ」の導入で、業務は劇的に改善されました。以前は農家の方などから海水流入の連絡を受けた後、ハンディ型のセンサを持って駆けつけていました。それが今では用水路に海水が流入するとすぐに警報メールが届くので農家の方からの申告を受ける前に対処することができます。見回りの時間は約10分の1になり、移動にかかる費用も大幅に削減できました。「FieldServerⅥ」を導入してから塩害はまったくありません。このシステムがあればあんしんできます。


お客さまプロフィール

別ウインドウが開きます佐賀県佐賀市様

佐賀市は南北に長く福岡市に隣接し、南側は有明海に面する。「幕末維新期の佐賀」の歴史遺産が市街地に残り、国際熱気球大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」でも知られる。平野部では農業が盛んで、有明海では海苔養殖が行われている。

導入システム

導入システム導入システム

営業担当者からのメッセージ

株式会社ドコモCS九州 佐賀支店 法人営業部 法人営業担当 主査 松山 奈緒子

株式会社NTTドコモ 九州支社 法人営業部  生田圭一(左)
株式会社ドコモCS九州 佐賀支店 法人営業部  原岡秀光(右)

今回導入いただいたソリューションは用水路の水の塩分濃度を計測し、しきい値を超えたら担当者へメール通知するものです。本ソリューション導入後、水門を越えて用水路に海水が入った段階で市の職員の方が気付けるようになり、農作物に被害が出る前に対処でき、あんしんして市役所の本来業務に取り組めるようになったとの評価をいただき、大変うれしく思います。これからもICTを活用し、お客さまにあんしん・便利を提供できるよう努めてまいります。

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