熊本放送様

AR技術を活用したスマートフォン向け撮影アプリの開発 アプリを開発して新規事業を開拓 集客効果で地域活性化にも貢献

アプリを開発して新規事業を開拓
集客効果で地域活性化にも貢献

AR技術を活用したスマートフォン向け撮影アプリの開発

目的 顧客向け情報提供・顧客情報管理
業種 メディア
エリア 熊本県
従業員数 51〜300名

熊本県内でラジオ・テレビを兼営する熊本放送は、熊本県の大人気ご当地キャラクター“くまモン”とAR(拡張現実)技術を使って一緒に写真が撮れるスマートフォン向け撮影アプリを開発し、地域活性化と新規事業の開拓を推進する。テレビ局テレビ営業部部次長の永倉英樹氏とメディア企画局メディア広報部部次長の田尻浩章氏はこのスマートフォンアプリの可能性に期待を寄せる。

導入前の課題 導入後の成果
1 地元放送局としての地域活性化への貢献 1 ご当地キャラクターとAR技術を使ったスマートフォンアプリを開発し、地元に集客

ご利用イメージ

AR機能を活用したアプリによる地域活性化AR機能を活用したアプリによる地域活性化

AR機能を活用したアプリによる地域活性化

インタビュー

―――スマートフォンアプリを開発するに至った経緯を教えてください。

テレビ局 テレビ営業部 部次長 永倉英樹氏 メディア企画局 メディア広報部 部次長 田尻浩章氏

永倉:“くまモン”は、九州新幹線鹿児島ルートの全線開業を記念して熊本県が作ったご当地キャラクターです。県内外で人気があり、熊本放送としても連携による地域活性化や新規事業の開拓を考えていました。実際、くまモンが観光名所に現れると、一緒に写真を撮ろうとする観光客に取り囲まれるような人気です。しかし、観光客はくまモンに会いたいと思っても、現れる場所を知るのは難しく、観光客が手軽に写真を撮れる方策がないかと考えていました。
一方で、スマートフォンのカメラで撮影した映像にコンピューターグラフィックス(CG)の画像を重ね合わせたりできるAR(拡張現実)技術にも注目していました。そこでひらめいたのが、そのAR技術を使って写真のなかにくまモンの画像を合成させる撮影アプリ“くまフォト”です。

―――熊本放送にとって、アプリにどのような効果を期待しましたか。

永倉:熊本県の放送局として、観光振興や地域活性化のお手伝いは使命の1つです。くまフォトでは、観光地などに設置された専用の看板“くまフォトマーカー”にスマートフォンをかざすと、CGで再現されたくまモンがスマートフォンの画面のなかに現れ、一緒に写真が撮れるのです。人気のくまモンと写真が撮れる看板は、店舗などへの集客にも効果があると考えました。そこで、店舗などから有料で看板の設置を請け負うBtoB(企業間取引)のビジネスモデルを見いだしました。

看板は半年で100か所以上に 新たなビジネスモデルも構築

―――アプリ開発の進め方は。

看板の横に立ち専用アプリで撮影すると、3Dの“くまモン” が現れる

田尻:社内でアプリの開発を考えていた頃、FOMAを使った映像配信などで深い付き合いがあったドコモから、タイムリーにアプリ開発の提案を受け、当社のニーズと合致したためすぐに具体的な検討に入りました。

永倉:開発に着手したのは2011年の10月ごろでした。できるだけ早くしかも低コストで開発することをめざし、様々なアイデアのなかから写真を撮る機能に絞って提供したことにより、2011年度中にアプリを公開することができました。

田尻:くまモンをリアルに表現するため、開発チームと具体的な手法や用意する素材の準備に手をかけました。カメラで看板を斜めから読み込むと、くまモンも立体的に斜めから見ているように映し出されます。

―――導入の効果や反響を教えてください。

田尻:2012年4月に5か所へ設置した看板は、約半年間で県内の104か所にまで増えました。アプリのダウンロード数は、10月末時点で2万2000を超える人気です。くまフォトのテレビCMを放送したこともあり県内での認知度は高く、自社の企業広報につながっていると考えています。

永倉:看板の設置料収入を得るビジネスモデルとしても十分に成立しています。初期の開発費は回収し、くまフォトのバージョンアップや別のアプリの開発に取りかかる予定です。

―――くまフォトの今後の展開を教えてください。

永倉:GPSを利用したバージョンの検討に入っています。また、新たなインパクトを与えられる見せ方の工夫も始めています。

田尻:サンタの服を着たくまモンなど、季節に応じた写真を撮れるようなアプリ更新も準備しています。さらにSNS(交流サイト)など、スマートフォンユーザー向けの情報発信も含めて、新しい展開を検討していきます。

担当者からのメッセージ

NTTドコモ 九州支社 熊本支店 法人営業部 課長 久土地 由記佳

NTTドコモ 九州支社 熊本支店 法人営業部 課長
久土地 由記佳

今回タイミングよくご提案ができ、すぐにアプリ開発の話がまとまりました。今後は、GPSによる位置情報と連動させて、看板がない場所でも“くまモン”と写真が撮れる機能の追加など、アプリのさらなる魅力アップに向けてお手伝いをさせていただければと考えています。

お客さまプロフィール

株式会社熊本放送様
社名

別ウインドウが開きます株式会社熊本放送様

所在地 熊本県熊本市中央区山崎町30
従業員数 130人

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  • 導入事例内に表記している金額は、取材当時のものです。
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