奈良県総合医療センターさま

「WinActor」で医療の質を向上

業務自動化ソリューション RPA「WinActor®」

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導入前・導入後の比較

導入前の課題 導入後の成果
1 医療現場のスタッフの超過勤務時間がかなり長くなっていた。医療の質を担保するために業務を効率化したかった。 1 「WinActor」は定型業務をミスなく正確に自動処理する。業務が効率化したことで、スタッフが患者さんに向き合う時間も増え、医療の質の向上につながっている
2 電子カルテなど、すでに活用している医療用システムを変更せずに活用できるRPAツールを導入したかった。 2 「WinActor」は純国産RPAツールで、日本語のシステムと相性がよい。既存システムの操作どおりに作業を実行するので、医療用システムを変更せずに導入できた
3 院内における業務の効率化を早く進めるため、パソコン操作を指示するシナリオをスタッフが構築するRPAツールを導入したかった。 3 「WinActor」は操作を記憶して、自動でシナリオを構築してくれる。また、よくある操作を実現する「ライブラリ」が装備されているので、スタッフがシナリオをアレンジできそうだ

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お客さまの声

【導入のきっかけ】
医療現場のスタッフが抱える定型業務を効率化したい

奈良県総合医療センター院長 菊池英亮 氏 奈良県総合医療センターTQM室システム管理係長兼法人本部事務局情報システム室情報システム係長 箕谷大輔 氏 奈良県総合医療センター臨床検査部副技師長 中田恵美子氏

医療現場には診療や検査などのほかに医療情報のデータ化や検査リストの作成といった定型業務があり、スタッフの超過勤務時間がかなり長くなっていました。スタッフが疲れた状況だと医療の質が担保できませんし、年々進歩する医療技術を習得する時間も割けません。そこで奈良県総合医療センターは、スタッフの業務を効率化するため、定型業務を自動処理するRPAツールの導入を検討しました。

導入にあたっては、二つの希望がありました。その一つは、電子カルテなど、すでに活用している医療用システムを変更せずに活用できること。そして、もう一つは、RPAツールにパソコン操作を指示するシナリオがスタッフにも簡単に構築できることでした。スタッフ自らがシナリオを構築できれば、外注するよりも手軽に活用でき、院内における業務の効率化が早く進むからです。また、医療用システムの変更などがあったときにはスタッフ自らが素早くシナリオをアレンジして、業務が滞らないようにしたいという理由もありました。

【導入効果】
業務の効率化により、スタッフが患者さんに向き合う時間も増えた

業務の効率化により、スタッフが患者さんに向き合う時間も増えた

「WinActor」はサーバー不要で導入しやすい純国産RPAツールですし、既存システムの操作どおりに作業を実行するので、医療用システムを変更せずに導入できました。

「WinActor」導入に際し、どの業務で使えるかを院内各部署で調べたところ、医療職の業務も含めた76業務に活用できることが判明しました。そのなかで、自動化による効果が大きい7業務を選び、「WinActor」を使いはじめています。

臨床検査部のリスト作成も7業務のひとつで、超音波検査を受ける患者さん全員の前回所見を過去の検査結果から見つけリストにまとめるというものです。以前は2~3時間かかっていましたが、「WinActor」はわずか10分程度でミスなく正確にリストを作成してくれます。「WinActor」による時間削減効果を試算したら7業務で年間約1,000時間にもなるという結果がでました。業務の効率化により、スタッフが患者さんに向き合う時間も増え、医療の質の向上につながっています。また、「WinActor」は操作を記憶して、自動でシナリオを構築してくれますし、よくある操作を実現する「ライブラリ」が装備されているので、医療用システムの変更などがあった際には、スタッフでもシナリオのアレンジができそうです。

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導入システム

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業務自動化ソリューション RPA「WinActor®」

Windows端末におけるパソコン操作をシナリオとして記録させ、パソコン操作を自動化するソフトウェア型ロボット

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奈良県総合医療センターさま

業種 医療・福祉
エリア 関西
従業員数 1,001名以上

事業概要

所在地は奈良市七条西町。奈良県北部の基幹病院として、高度急性期医療を提供するとともに地域の医療力向上や医療スタッフの教育、災害時の医療体制づくりにも力を注いでいる。許可病床数540、標榜診療科数30。一日の外来患者数は平均1,150名。(2019年実績)

※ 掲載内容は2019年12月取材時点の情報です。


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