小笠原海運株式会社さま

衛星電話サービス導入で運航中の快適な通話とSuica決済を実現

ワイドスターII

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導入前・導入後の比較

導入前の課題 導入後の成果
1 小笠原諸島まで運航中の大半の時間で携帯電話がつながらないため、本土と安定した通信手段が必要だった 1 2代目「おがさわら丸」に引き続き、衛星電話「ワイドスターII」を導入し、運航中、快適に通信できるようになった
2 Suicaなど交通系電子マネーの普及に伴い、船内の飲食店や売店でも利用したいというお客さまの声が増えていた 2 衛星電話の1回線をICカードの通信に利用。船内の店舗でSuicaなど交通系電子マネーで決済でき、お客さまの利便性が向上した
3 3代目「おがさわら丸」の建造にあたり、船旅への関心・魅力を高めるために、新たなサービスを検討していた 3 Suicaなど交通系電子マネーの利用が可能となり、快適な船旅を実現することができた

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お客さまの声

「衛星電話サービスを導入し、快適な通信を実現」

常務取締役 相良 宣尚 氏 船長 高橋 勇 氏 営業部 営業課長 相田 高志 氏

当社は東京竹芝と小笠原諸島をつなぐ唯一の貨客船を運航しています。今年7月に就航したばかりの3代目「おがさわら丸」は、2代目と比べて容積が1.6倍大きく、運航速度の向上や船内施設の充実によって、お客さまのより快適な船旅を実現しています。

海上では携帯電話がつながらないため、3代目にはドコモの衛星電話サービス「ワイドスターII」を5回線導入しました。船員の連絡用に2回線、お客さまが使う簡易公衆電話用に2回線を割り当て快適な通信環境を構築しました。さらに1回線をICカードの通信に活用し、船内のレストランや売店などでの決済時にSuicaなど交通系電子マネーを使えるようにしました。衛星電話でSuicaなど交通系電子マネーを利用できるのは国内ではじめて。3代目「おがさわら丸」に「ワイドスターII」を導入したことによって、お客さまの利便性向上と快適な船旅を実現することができ、とても満足しています。

「携帯電話と同じかけ方の使い勝手とデータ通信が決め手」

「携帯電話と同じかけ方の使い勝手とデータ通信が決め手」

「ワイドスターII」を採用した理由は、ドコモの国内の衛星を利用しているため、国際電話をかける際の発信方法ではなく、携帯電話と同じように「090」などからはじまる方法で電話できることです。ノイズも少なく通信は安定して快適に通話できます。さらにデータ通信もできることから、1回線をICカード決済に利用。船内のレストランや売店での支払い時にSuicaなど交通系電子マネーが使えるようになり、お客さまから便利になったという声が数多く届いています。

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導入システム

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導入サービス

ワイドスターII

ドコモの衛星電話サービス。防災対策や、携帯電話のつながりにくい海・山での業務に

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小笠原海運株式会社さま

業種 運輸
エリア 東京都
従業員数 51名〜300名

事業概要

1969年創業。東京竹芝と小笠原諸島父島を結ぶ唯一の定期船「おがさわら丸」を運航する。同船は片道24時間で運航し、年間60往復、年間の乗船数は約5万人。2016年7月、19年ぶりに新造した3代目「おがさわら丸」が就航。

※ 導入事例内に表記している金額は、取材当時のものです。

※ 掲載内容は2022年7月以前の情報です。


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