大津赤十字病院様

「ワイドスターII」で災害時連絡用の音声通話とデータ通信を確保 基幹災害医療センターとして災害時に備えた衛星通信インフラを整備

基幹災害医療センターとして災害時に備えた衛星通信インフラを整備

「ワイドスターII」で災害時連絡用の音声通話とデータ通信を確保

目的 災害対策・一斉同報
業種 医療・福祉
エリア 滋賀県
従業員数 1,001名以上

滋賀県大津市にある大津赤十字病院は、26の診療科と824の病床を備える総合病院だ。県内の災害救護の拠点となる基幹災害医療センターの指定を受けており、災害派遣医療チーム“DMAT”も保有する。同院では、災害時の連絡用として「ワイドスターII」を導入。災害時に通話とデータ通信の双方を確保できる体制を整えた。自らもDMAT隊員である事務部総務課総務係長の長谷川豊氏が語る。

導入前の課題 導入後の成果
1 災害時にも連絡可能な通信網の確保 1 衛星電話サービスで通話に加えてデータ通信も実現

ご利用イメージ

導入されたサービス・ソリューション: ワイドスターII

「ワイドスターII」を組み合わせた災害緊急連絡「ワイドスターII」を組み合わせた災害緊急連絡

「ワイドスターII」を組み合わせた災害緊急連絡

インタビュー

―――「ワイドスターII」を導入したきっかけは何ですか。

事務部 総務課 総務係長 長谷川豊氏

長谷川: 2004年から日本で災害派遣医療チーム“DMAT”の養成がスタートし、その一環で、衛星電話「ワイドスター・デュオ」を2台導入しました。通常使用している通信回線が災害で使えなくなっても、DMATと病院間の通話手段を確保するためです。2011年に発生した東日本大震災では、当院から2チームのDMAT隊員が、衛星電話2台を携行して被災地に向かいました。現地で携帯電話がつながらない状態でも回線がつながる衛星電話を派遣先の自治体の方々にも使っていただきました。半面、実際に災害現場で活動しているなかで、通話による連絡だけでは情報の伝達が不十分だということを痛感しました。

―――音声通話だけでは不十分だと感じた理由を教えてください。

長谷川:DMATでは、医療機関と行政などの関係機関が情報を共有する“EMIS(※1)”というシステムをインターネット経由で利用しています。災害時の混乱のなかで、EMISの果たす役割は重要です。災害現場でこのシステムを利用するためにも、衛星回線によるデータ通信は必須だと思いました。実は東日本大震災が発生する2週間ほど前にDMATの研修会で、ワイドスターの後継機であるワイドスターIIに、パソコンを接続してインターネットにアクセスする実演を見ており、その有用性はすでに知っておりました。これが今回衛星電話をワイドスターIIへ更改した大きな理由です。

  1. 広域災害救急医療情報システム

ワイドスターII端末にオプション品である「衛星FAXアダプタ」を取り付けると、接続するパソコンへデータ通信用のソフトウェアを事前にインストールする必要がなく、容易にインターネットにアクセスできるようになる。複数台のパソコンを持ち寄って利用する災害現場でも通信環境がスムーズに確立できるよう、同院ではこの方法を採用した。

災害時に使用する道具には使いやすさと機動性が重要

―――ワイドスターIIとコードレスホンを組み合わせた運用を考えた目的は何ですか。

データ通信用のセット。衛星回線を介したデータ通信が可能

長谷川:当院は災害時、滋賀県内の中心的な医療拠点となります。そのため、災害現場に向かうDMAT隊員だけではなく病院側にも非常時に備えた衛星通信インフラが必要です。しかし、衛星電話は常に上空にある通信衛星の方角にアンテナを向けていなければならず、利用できる場所が制限される点がネックでした。そこで、ワイドスターIIでの通話をコードレスホンで行う方法を採用したのです。これにより、非常時の院内対策本部で衛星電話を活用する体制が整いました。

―――ワイドスターII端末の操作は難しいのですか。

長谷川:ワイドスターII端末は、とても使いや すいと思います。国番号のダイヤルが不要なことなど、携帯電話とほぼ同じ操作で使えるので、緊急時に衛星電話に不慣れな者でも、落ち着いて使用できると考えています。

―――今後に向けた備えや計画について教えてください。

長谷川:平時から万全の備えが求められます。月に1度、ワイドスターII端末の充電を含めた点検を行っています。医療拠点として体制を整える意味では、ほかの医療機関との相互連携も必要になってきます。今後、研修会などの取組みを通し、近畿全体でもワイドスターIIのような連絡手段を使いこなすことに主眼を置いて、災害時のEMIS活用や情報共有の取組みを推進していく考えです。

担当者からのメッセージ

NTTドコモ 関西支社 滋賀支店 法人営業担当 和田直子

NTTドコモ 関西支社 滋賀支店 法人営業担当
和田直子

自治体の防災訓練や講習会に参加させていただき、「ワイドスターII」の利用方法を紹介・体験する機会を積極的につくった結果、ご理解につながったと確信しています。これを継続し、コードレスホンとの組み合わせ利用など、お客さまニーズに合わせたセット提案を続けたいと思います。

お客さまプロフィール

大津赤十字病院様プロフィール
社名

別ウインドウが開きます大津赤十字病院様

所在地 滋賀県大津市長等1-1-35
従業員数 約1,400人

導入サービス・ソリューション

ワイドスターII
ドコモの衛星電話サービス。企業の災害対策や、携帯電話のつながりづらい場所での通話・通信に

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  • 導入事例内に表記している金額は、取材当時のものです。
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