徳島大学病院様

医療を育てるネットワーク 〜研修医の”地域格差”を解消したい〜医療を育てるネットワーク 〜研修医の”地域格差”を解消したい〜

動画で見る

導入データ

研修医の“地域格差”を解消したかった

研修医の“地域格差”を解消したかった
研修医の“地域格差”を解消したかった
研修医の“地域格差”を解消したかった

徳島県を中心とした地域の特定機能病院である徳島大学病院は、地域医療の鍵となる連携、機能分化を念頭に、高い倫理観を備えた医療人の育成と高度な医療の提供を推進している。そこでは未来の医師をめざす研修医たちが、週3回行われるカンファレンス(症例検討会)に参加し、最先端の治療法や知識を習得している。

「朝早くから行われるカンファレンスには多くの医師が集まり、実際に行われた手術の動画やMRI画像などを見ながら、難しい症例を中心に、診断・治療方法について活発に議論を交わします。研修医にとって医療の知識やスキルの向上に欠かせない機会の一つですが、山間地域にある病院などに一人で勤務する研修医は時間的な制約からなかなか参加できないケースが多かった」と語るのは、日本を代表する脳神経外科医の一人である同大学教授の永廣信治氏。

先端医療を担う専門医の育成と、地域医療の質の向上をともに進めるには、研修医のカンファレンスの参加に影響を与える“地域格差”を解消しなければならない。そこで数々の検討を重ねた結果、2014年から導入されたのが、クラウドを利用したWeb会議サービス「TeleOffice」と「ARROWS Tab F-02F」を組み合わせた「Webカンファレンスシステム」だった。

使用しているサービス・ソリューション

  • TeleOffice
  • ARROWS Tab F-02F

導入前・導入後の比較

Beforeカンファレンスに出席するため、移動に往復4時間半かかっていた

カンファレンスに出席するため、移動に往復4時間半かかっていたカンファレンスに出席するため、移動に往復4時間半かかっていた

医師国家試験に合格後、2年間の初期臨床研修を受けている医師を「研修医」と呼ぶ。脳神経外科などの専門領域をめざす「専攻医」は、さらに数年間の臨床研修を受けなければならない。その一つがカンファレンスだが、研修先病院から遠く離れた僻地などに派遣された場合、週4日は医師として働き、1日のみ病院に戻って研修を受けることになる。山間部の多い徳島県では車で片道2時間以上かかるケースもあり、午前7時半からはじまるカンファレンスに参加するには早朝5時に出発しなければならず、身体的・時間的な負担が大きかった。

Afterカンファレンスに出席するために移動する必要がなくなった

カンファレンスに出席するために移動する必要がなくなったカンファレンスに出席するために移動する必要がなくなった

Webカンファレンスシステムでは、徳島大学病院内にあるカンファレンスルームのスクリーンに投影された画像や資料を専用カメラを使って撮影し、タブレットを使って、大学病院外の診療所など(※)で映像と音声をリアルタイムに共有する。スクリーンとタブレットの画面それぞれに参加者の顔が表示されるので、遠隔地にいても対面に近いディスカッションが可能になった。山間地域に勤務する研修医は移動せずともカンファレンスに参加できるようになり、日々の診察と研修を無理なく両立できるようになったという。

  • 現在、西祖谷山村診療所、海部病院、HITO病院の3か所をネットワークでつないでいる。

お客さまからのコメント

徳島大学大学院 ヘルスバイオサイエンス研究部 情報統合医学講座 脳神経外科学分野 教授 永廣 信治氏

「今後は他の病院との合同カンファレンスや遠隔コンサルテーションにも活用していきたい」

徳島大学大学院 ヘルスバイオサイエンス研究部
情報統合医学講座 脳神経外科学分野 教授
永廣 信治氏

お客さまプロフィール

徳島大学病院様
徳島県徳島市蔵本町2-50-1

徳島県北西部の西祖谷山村(にしいややまそん)診療所で所長を務める医師の山本陽子氏も、脳神経外科専攻医の一人。自治医科大出身の彼女は卒業後の9年間、僻地を中心とした地域での病院勤務が義務づけられている。カンファレンスや他の研修に出席する日は代役の医師に診察を頼むが、休むことで顔なじみのお年寄りたちに不安を与えるのが心苦しかったという。「より多くの症例に接し、上級医の知見を学び取れるカンファレンスは私にとって重要な学びの場です。これまでは時間的な制約も含めて出席するのが大変でしたが、このシステムで毎回参加できるようになりました。内科的な診療の多い日常と切り分け、将来の夢に向けたモチベーションの維持にも役立っています」と喜ぶ。

システム導入に際してドコモは、鮮明な映像を送信するために光学30倍の高性能カメラを選定。ズーム操作を容易にするジョイスティック型のコントローラーも採用し、使い勝手を一段と高めた。中核病院と各地の医療拠点を結ぶ基盤ができたことで、「今後は他の病院との合同カンファレンスや、僻地の診療所への遠隔コンサルテーションにも活用していきたい」と永廣氏は意気込む。地域間医療を連携させるネットワーク構築が、今後さらに加速しそうだ。

別ウインドウが開きます徳島大学病院様

タブレットをおトクに導入するには?

新料金プランでぐっとおトクに!

お問い合わせ

  • 導入事例内に表記している金額は、取材当時のものです。
このページのトップへ