5G NTT docomo ビジネス×ドコモ5G

ドコモの自由視点映像ソリューション「SwipeVideo」は、音楽イベントの視聴者に全く新たな価値を提供することを可能にしました。5Gネットワークのもつ可能性を最大限に感じられる事例を紹介します。

1.【企業課題】新しいオンラインイベントの形を模索

数多くのミュージシャンを輩出してきた“音楽の街”福岡で、2002年から毎年開催されている音楽ライブイベント「MUSIC CITY TENJIN(以下、ミュージックシティ天神)」。福岡市の繁華街天神エリアを会場とする九州最大級の音楽フェスティバルですが、2020年ははじめてオンラインイベントとして開催することになりました。

これまでのリアルな音楽イベントの開催は断念したとしても、人と人との気持ちをつなぐ音楽フェスティバルはやはり必要ではないか。ミュージックシティ天神運営委員会の事務局ではさまざまな議論が交わされ、最終的にオンラインイベントとしての開催に踏み切りました。

事務局長を務める西鉄エージェンシーの牛島静子氏によれば、すでにいくつかオンラインイベントの先行事例はあったものの、単に画面の中のライブイベントを観るというのでは“ミュージックシティ天神ならではの個性が出せない”という懸念があったそうです。ほかのオンラインイベントとは違う新しいチャレンジが必要と考え模索するなかで、ドコモの5Gを活用してリアルタイム自由視点映像を可能にする「SwipeVideo」を知り、採用に踏み切りました。

2.【技術的背景】複数アングルの動画データから自由視点映像を配信

「SwipeVideo」とは、視聴者が自由に視点を切り替えながら映像を視聴できるサービスです。
複数台のカメラで撮影された映像をリアルタイムで配信することにより、視聴者は映像をスワイプすることで自由に視点をスイッチングし、好きなアングルから映像を楽しむことができます。
映像は専用のアプリをダウンロードする必要もなく、Webブラウザ上で再⽣可能なことも魅力の一つです。

また、5G回線の高速大容量を活かすことでより多くのカメラ映像をアップロードできるようになることに加え、高画質の映像をダウンロードできるようになり、視聴者はさらに臨場感のある映像体験ができます。

映像は専用のアプリをダウンロードする必要もなく、世界中の4G回線以上※1のスマホユーザー※2がWeb上で再⽣可能。こうした「自由視点映像(360°マルチアングル映像)」を含む複数映像の配信方法は、米国と日本の国際特許を取得済みです。

2020年のミュージックシティ天神は、18組のアーティストが参加しそのうち福岡をベースに活動する4人組のバンド「クレナズム」の約20分間のライブで「SwipeVideo」を使用。計20台の5Gスマートフォンを設置し、さまざまな角度から4人のパフォーマンスをとらえ配信しました。

SwipeVideo配信の仕組み

3.【企業評価】視聴体験のアップデートが満足度を大幅に向上

音楽ライブにおける5Gと『SwipeVideo』を使ったリアルタイム配信は、“日本初”の試みということでイベントの宣伝効果も大きなものがあったと牛島氏は語ります。

実際、主催者側から提供されるひととおりだけの映像を受け取るだけという一方通行の配信ではなく、視聴者が任意で視点を切り替え自由に選ぶことができるという自由視点の映像配信は好評を博しました。
「視聴者へのアンケートでは、ワクワクして面白かったという意見が多く8割以上がまたぜひ参加したいと回答しています」(牛島氏)。

一方、「SwipeVideo」 を通して演奏を披露した「クレナズム」にとっても新たな体験となりました。福岡を拠点とする彼らにとっては、ファンとの新しいつながり方の発見であり、福岡だけでなく全国の人にさまざまな視点でパフォーマンスを観てもらえる機会を得ることができました。

19年の歴史ではじめてのオンライン開催に挑戦したミュージックシティ天神は、5Gを活用した「SwipeVideo」の導入によって主催し発信する側、視聴する側、そしてパフォーマンスをする側すべてにとって魅力ある音楽イベントに進化を遂げたといっても過言ではありません。

牛島氏
西鉄エージェンシー事務局長
牛島静子氏

4.【将来展望】5G ×「SwipeVideo」で新しいビジネスをマネタイズ

ミュージックシティ天神の「SwipeVideo」によるリアルタイム映像配信で最も好評だったのは、視聴者に視点を選ぶ権利があったことです。

「たとえば大人数のグループのライブで、演奏を聴きながら映像は自分の“推し”メンバーだけを追い続けるなど、5Gの低遅延性と自由視点映像を活用した新しいイベント参加の形が生まれると思います。リアル開催では体験できないような新しいサービス企画を生むのでは」(牛島氏)。

「SwipeVideo」は遠隔地にいる人も視聴しイベントに参加することが可能です。遠く離れていても、臨場感を味わいながら自由視点の多様な映像を視聴する楽しみが得られるので、規模や地域に関係なくより多くの視聴者獲得も期待できます。

「今後、イベントのリアル開催が再開されたとしても、『SwipeVideo』 は新しいビジネスとしてマネタイズしていけるのではないでしょうか。今回の参加者アンケートでも、大半が有料コンテンツであっても視聴したいという回答でした」(牛島氏)。

「SwipeVideo」の360°撮影動画データは、演技やスポーツ、各種施術など多様な実技を収録し、同時配信に限らず教材などとしても活用できます。学ぶ側にとっての自由視点映像は、よりよい教育コンテンツとしても貢献するでしょう。

5G ×「SwipeVideo」で新しいビジネスをマネタイズ

5.導入ソリューション/導入検討資料ダウンロード

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