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2019年7月29日

タクシー車内の新決済システムで乗客の満足度を向上

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コンパクトで取扱いやすいシステムは乗務員にも好評

白地の車体に青い線が描かれたタクシーが秋田駅前に停まった。後部座席のお客さまがクレジットカードを差し出す。乗務員はスマートフォンを手際よく操作して、カードリーダーにクレジットカードを読ませる。わずかな時間で決済完了!これが、スマートフォン決済サービス「Anywhere®」によるクレジット決済の様子だ。
「Anywhere®」を活用しているのは秋田市内を中心に69台の車両でタクシー業務を展開する国際タクシー株式会社。導入のきっかけは、お客さまからのニーズに応えるためだったと本社営業所所長代理の間瀬さんは話す。

「導入したのは2017年8月です。ここ数年、キャッシュレス化が進み、当社のタクシーを利用するお客さまからもクレジット決済ができるようにしてほしいという声が上がっていました。また、秋田に寄港するクルーズ船が増え、外国人観光客のタクシー利用が多くなったのも導入を検討した要因です。外国人観光客はクレジット決済に慣れていますので、乗務員にクレジット決済を要望するそうです。そうしたこともあって、システムを導入してほしいという意見が乗務員から出ていました」(間瀬さん)。

9年前からタクシーを運行している中嶋さんも、クレジット決済を希望するお客さまが増えていると感じていたそうだ。

「出張のビジネスマンや観光客など、県外から来たお客さまに、クレジット決済はできないの?と、よくいわれました。クルーズ船に乗ってきた中国人のお客さまからは銀聯(ぎんれん)カードを使いたいという要望がありました」(中嶋さん)。

クレジット決済を行う乗務員の中嶋さん。

クレジット決済を行う乗務員の中嶋さん。

クレジット決済の導入に向け、国際タクシーはいろいろな決済システムを調べた。その際、重視したのは周辺機器も含めシンプルなシステムであることだったと間瀬さんはいう。

「運転席の周辺には、釣銭用小銭入れや地図など、業務に必要なものが載っていますので、機器やケーブルで乱雑になるシステムは困ります。また、乗務員の負担にならないよう操作が簡単であることも重視し、検討しました」(間瀬さん)。

国際タクシーが導入した「Anywhere®」はスマートフォンのアプリを使った決済システムで、カードリーダーやモバイルプリンターといった周辺機器もコンパクトで取扱いやすい。しかも、スマートフォンと周辺機器はケーブルがいらないBluetooth接続になっているので乱雑になることもない。また、操作のしやすさは、実際にタクシー車内で活用した乗務員の中嶋さんが驚くほどだった。

「実は導入当初、操作方法を覚えるのが面倒だなとちょっと抵抗感がありましたが、実際使ってみると簡単なのですぐに慣れました。邪魔になったりすることもありません。クレジット決済のお客さまにも乗車していただけるようになったので、売上アップにつながっています。現金払いだけの頃は気がかりだった釣銭の心配も少なくなりました」(中嶋さん)。

スマートフォンと周辺機器はBluetooth接続なので乱雑にならない。

スマートフォンと周辺機器はBluetooth接続なので乱雑にならない。

「Anywhere®」とは?

スマートフォンやタブレットを活用した、モバイル決済ソリューションです。持ち運びに便利で、レジカウンター以外でも場所を選ばず対面決済が可能となります。さらに、スマートフォンを使うことで導入しやすく、決済手数料も安価で、初期費用と運用費用が大きく削減できます。ほかにも、POSシステムなどの業務システムとの連携など、導入企業さまのニーズに合わせて幅広い活用が可能となります。

配車依頼でもクレジット決済の要望が増加

「Anywhere®」の導入は、国際タクシーの配車業務にも変化をもたらしたと業務係長の渡辺さんはいう。クレジット決済ができる車両を依頼するお客さまが徐々に増えているそうだ。

「以前よりもクレジット決済ができると知った上での配車依頼が増えました。Anywhere®を導入した車両が何台かありますので、すぐに配車しています。お客さまには、手持ちの現金を気にしなくてもよいと喜ばれています」(渡辺さん)。

国際タクシーでは、乗務員の業務が終わると「Anywhere®」用のスマートフォンや周辺機器を事務所で管理。経理担当がスマートフォンをパソコンにつないで、クレジット決済の件数や金額などを確認している。

「金額の入力間違いなどがあったときは、経理担当や乗務員が直接Anywhere®のサービスデスクに電話して対応してもらっています。24時間対応で相談を受付けてくれるので、あんしんです」(間瀬さん)。

業務係長 渡辺さん

業務係長 渡辺さん

印象に残るサービスでお客さまに選んでもらう

「Anywhere®」導入の際、国際タクシーはお客さまの利便性を高めるため、もうひとつ別のサービスも導入した。それは秋田県のタクシー会社としては前例のないサービスだった。

「Anywhereを使うためにスマートフォンを車載していますので、そのデザリング機能でインターネット接続ができるようにしました。長い時間乗っているお客さまから、タクシー車内でフリーWi-Fiが使えるのは便利でありがたいという言葉をいただいています」(間瀬さん)。

そしてさらに、「Anywhere®」導入の2か月後、国際タクシーは電子マネーの決済サービスも導入。ひとつのスマートフォンでクレジット決済と電子マネーでの支払いができるようにした。

「最初、クレジットカードや電子マネーが使える車両は11台だけでしたが、お客さまからの要望が多いので、追加導入をしました。現在(2019年6月時点)は22台の車両で使えます。将来的には保有する車両69台すべてに導入し、国際タクシーはどの車に乗ってもクレジット決済や電子マネーでの支払いができるというイメージを広め、利用者の増加につなげたいと考えています」(間瀬さん)。

本社営業所所長代理 間瀬さん

本社営業所所長代理 間瀬さん

新しいサービスを次々と取入れていく国際タクシー。クレジット決済やフリーWi-Fiといったサービスの快適さが、お客さまのタクシー利用を促し、国際タクシーの利用者数をますます増やしていくことだろう。

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