ビジネス ニュース

ビジネスに役立つ情報が満載!「コラム」「漫画で見る」コンテンツを公開中!

2020年1月23日

<事例研究>日本企業がAI機械翻訳で手にした効果

  • facebook
  • twitter
  • line

お客さまの課題と選択

グローバルビジネスを展開する日本企業にとって、翻訳にかかる社員の稼働やコストをどうやって減らすかは、以前からの課題でした。 その課題を一挙に解決する一手として、多くの日本企業が国産の機械翻訳サービスの活用に乗り出しています。 背景には、国産機械翻訳の精度が、AI(人工知能)技術を応用した技術「NMT(*1)」によって飛躍的に向上したことが挙げられます。

実際、日本で急速に普及が進んでいる、みらい翻訳社の機械翻訳サービスで、ドコモも提供している「Mirai Translator」は、NMTの活用と精度向上の努力によって、英日・日英翻訳の精度でTOEIC960点レベルに到達し、日英については翻訳のプロと同等の精度を実現しています。

*1 NMT:Neural Machine Translation(ニューラル機械翻訳)の略称。翻訳精度を高めるために、対訳データを人の脳を模したニューラルネットに学習させていく技術。

もうひとつ、日本のお客さまが、Mirai Translatorのような国産の機械翻訳を採用しはじめた背景には、ビジネス文書の情報漏えいリスクを可能なかぎり小さくしたいというニーズがあります。

たとえば、いくつかのインターネット翻訳サービスも、NMTの採用で一定水準の翻訳精度を実現しています。 ただし、お客さまの情報セキュリティポリシーにより、インターネット翻訳サービスは利用不可の場合があります。 その一方、Mirai Translatorの場合、サービス基盤が強固な情報セキュリティ対策によって守られているうえに、原文・訳文が二次利用されることも、サービス基盤上に残ることもありません。 ゆえに、情報漏えいリスクが小さく、あんしんして使うことができるのです。

事例に見るMirai Translatorの効果

では、上述したような特徴を持つMirai Translatorは、グローバルビジネスにおける翻訳の実務に、どのように役立てられているのでしょうか。お客さまの活用例をいくつかご紹介します。

【CASE-1】情報の安全性確保と翻訳業務の負荷低減を両立(大手メーカーさま)

最初にご紹介するのは、全世界で事業を展開している大手メーカーさまの例です。

このお客さまは、イベント関連資料や会議資料、海外記事/海外情報などを翻訳する業務が頻繁に発生し、社員の方がそれに相当の稼働をかけていました。 というのも、それらの業務を外部の翻訳会社に委託するのは翻訳のスピードとコストの両面で現実的ではなく、また、会社のセキュリティルールにより、インターネット翻訳サービスを使うこともできなかったからです。

そうした課題を解決すべく、お客さまが採用したのがMirai Translatorです。 トライアルでの活用(無料)を通じて、Mirai Translatorの翻訳精度と性能の高さを確認したお客さまは、本サービスの本番活用をスタートさせました。 結果として、翻訳業務に対する社員の方の稼働を大幅に減らすことに成功しています(図1)。

図1:Mirai Translatorによる大手メーカーさまの課題解決

図1:Mirai Translatorによる大手メーカーさまの課題解決

【CASE-2】精度の違いで他社製品からの移行を決断(製薬会社さま)

次にご紹介する事例は、これまで利用してきた機械翻訳システムからMirai Translatorに切り替えた製薬会社さまの例です。

このお客さまは、新薬開発に関する文書の翻訳を効率化する目的で、ある企業と機械翻訳システムを共同で開発し、社内での活用を促進していました。

ところが、そのシステムの翻訳精度が十分なものではなかったため、新たなシステムの導入を検討していたといいます。 そのなかで、Mirai Translatorの存在を知り、本サービスが下記の二つの特徴を備えている点に興味を持たれました。

  • 一般的なビジネス用語に加えて、製薬や医療関連用語の翻訳精度が高い
  • 自社独自の専門用語を対応させ、翻訳精度をさらに高めていくことが可能

こうして、Mirai Translatorのトライアル活用に乗り出したお客さまは、本サービスの精度がこれまで使用してきたシステムよりも高いことを確認し、移行を選択されたといいます(図2)。

図2:Mirai Translatorによる製薬会社さまの課題解決

図2:Mirai Translatorによる製薬会社さまの課題解決

【CASE-3】翻訳の負荷、時間、コストの削減(証券会社さま/シンクタンクさま)

ある証券会社さまは、Mirai Translatorによる翻訳外注費の削減に成功しています。

このお客さまは、海外から収集したIR情報の翻訳にMirai Translatorをお使いです。これにより、翻訳外注費を減らせただけではなく、翻訳に要する時間も短縮されたといいます(図3)。

図3:Mirai Translatorによる証券会社さま/シンクタンクさまの課題解決

図3:Mirai Translatorによる証券会社さま/シンクタンクさまの課題解決

また、あるシンクタンクのお客さまは、翻訳業務が社員にかける負担をMirai Translatorで大幅に削減しています。

このお客さまの場合、社内のセキュリティルールにより、社内文書の翻訳を外部に発注する際には関係部門の承認を得る必要がありました。 Mirai Translatorの導入は、そうした手続きに要する社員の手間と時間を大幅に減らすことにつながっているといいます。 お客さまは現在、Mirai Translatorを使って自社で作成した書籍やインターンの資料を翻訳し、それをもとに正式な翻訳原稿を仕上げるというプロセスを採用しています(図3/図4)。

図4:シンクタンクさまによる翻訳での情報セキュリティ確保の負荷低減

図4:シンクタンクさまによる翻訳での情報セキュリティ確保の負荷低減

ちなみに、400字原稿用紙25枚(1万字)程度の日本語文書を英語に翻訳する場合、TOEIC900点クラスの方でも7時間程度かかります。 また、それだけの分量の日英翻訳業務を翻訳会社に委託しようとすると、10万円以上の費用が発生し、翻訳原稿を手にするまでに数日から1週間程度の時間かかることが多いはずです。 そうした翻訳を、Mirai Translatorは1~2分で処理できます(図5)。 ゆえに、その活用が翻訳に要す時間とコストの大幅な削減につながる可能性は大きいといえます。

図5:Mirai Translatorの翻訳パフォーマンス

図5:Mirai Translatorの翻訳パフォーマンス

セキュリティに対する懸念からインターネット翻訳サービスが利用できない、業界や自社独自の専門用語などを含め既存の翻訳システムの精度では不十分である、翻訳外注費にコストがかかっている、社員のリソースが割かれているなど、Mirai Translatorは、すでにさまざまな課題を解決しています。
さらに、今回紹介したお客さまやそれ以外のお客さまも含め、翻訳精度の高さ、加えて社内セキュリティルールをクリアするというメリットから、すでに導入済みの企業の他部署やグループ企業へと評判が広がり、更に導入されるお客さまが増えるているというのが、この製品の特長です。

  • 文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
  • facebookfacebook
  • twittertwitter
  • line

お問い合わせ

メールでのお問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

ドコモ・コーポレートインフォメーションセンター

0120-808-539

携帯電話・PHS OK

受付時間:平日午前9時~午後6時(土・日・祝日・年末年始を除く)

  • 海外からはご利用になれません。

このページのトップへ