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スマホの内線化がもたらす効果
一つめのメリットはコスト削減効果です。
たとえば、ドコモのオフィスリンクは、定額による内線通話を可能にしています(全国のFOMA/LTEエリア内に限る)。これにより、本社と支所などの拠点間だけではなく、国内遠方に出張中の社員に対しても、通話料を気にすることなく内線で連絡を取り合えるようになります。
また、維持管理や保守に要する手間やコストを削減できます。
固定電話での通信には、PBX(*2)と呼ばれる社外の公衆回線網と社内の電話機を結ぶ構内交換機(電話交換機)が使用され、内線もPBX装置で管理されています。PBX装置は、内線番号の追加や削除をするだけでも外部の専門家に作業を委託しなければならないことがあり、コスト増の要因となります。
*2 PBX:Private Branch eXchange(プライベート ブランチ エクスチェンジ)。かかってきた外線を内線につなぐ、また各電話機からの発信を外線につなぐ機能を持つ。それ以外にも着信・発信制限などさまざまな機能も。
それに対して、オフィスリンクを導入することで、携帯電話を内線化することができるため、これまで運用してきたPHSやPBX側で必要な電話機などの設備を削減することが可能になり、維持管理と保守に要する手間やコストも削減できます(図1)。加えて、内線番号や内線番号にひも付く利用者の設定・変更も、パソコンの管理画面で簡単に行えるというメリットもあります。
図1:オフィスリンク導入前後でのPHS/PBX設備削減イメージ
さらに、顧客からの電話対応のスピードアップにもなります。
スマホの内線化によって、外出中の担当者への電話をスマホに転送する手間を低減。加えて、オフィスリンクの場合、代表番号にかかってきた電話を担当グループのなかで、通話中ではない誰かのスマートフォンに着信させる機能を備えています。これにより、顧客からの電話の対応が速やかになるのです。
スマホを内線化することで、従業員は自席にいなくても内線を受けられるようになります。前述のとおり外出先であってもです。スマホの内線化は、働く場所を自由に選ぶことをも可能にするのです。オフィスのフリーアドレス化を推進しやすくなるほか、新たな拠点を開設する際に、固定の回線を用意する必要もなくなり、ビジネス展開のスピードを増すことが可能になります。












