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2018年10月16日

実は導入ハードルの低い「テレワーク」のススメ

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テレワークを支えるクラウドサービス

では、先に示したような効果を得るためには、どのようなITを導入し、テレワークのための環境を整えればよいのでしょうか。

前出の電気設備事業者では、モバイルワークを実現するためにビジネス用途の「クラウドストレージサービス」を利用しています。ビジネス専用のクラウドストレージサービスを使うことで、インターネットが利用できる環境があれば、いつでも、どこからでも自分の必要なファイルに安全にアクセスすることが可能になります。この電気設備事業者では、そうしたクラウドストレージを、顧客先や自宅で技術者が図面を取り出して参照するために活用しているようです。

テレワークを支えるITはクラウドストレージサービスだけではありません。

会社のネットワークに社外から安全にアクセスするための「VPN(バーチャル プライベート ネットワーク)」サービスをはじめ、遠隔にいる従業員同士のコミュニケーション/情報共有を円滑にするクラウド型の「グループウェア」や「チャットツール」「Web会議ツール」なども、テレワークを支えるITといえます。

また、社内でも社外でも同じIT環境で仕事をするためのソリューションとして、「リモートデスクトップ」のサービスが挙げられます。

リモートデスクトップは、オフィスの自席にあるパソコンを外部から遠隔操作するためのクラウドサービスです。ビジネス用のリモートデスクトップは、通信経路が情報セキュリティで守られている上に遠隔操作を行う側の端末にはデータは残りません。そのため、たとえテレワーク用の端末が盗まれても、そこから会社の大事なデータが漏えいする危険性はかなり低いといえます。

外部で使用するパソコンなどの情報セキュリティをさらに強化したい場合には、「セキュアブラウザ」を活用するという手もあります。セキュアブラウザを使うことで、従業員が仕事とは関係のないサイトにアクセスしたり、クラウドサービスから取出した仕事のファイルを端末に保存したりといった、情報セキュリティの面で危険度の高い行為に制限をかけることが可能になります。

最後にもう一つ。リモートワークを推進する際には、各所で働く従業員の勤怠をどう管理するかという問題も解決しておかなければならないでしょう。

この課題を解決する上で有効なのが、勤怠管理のクラウドサービスです。このサービスを使うことで、たとえば、従業員の携帯するスマートフォンやタブレットを、出退勤時刻の打刻端末として活用できるようになります。従業員が打刻した勤怠の記録は、クラウドに保存され、管理者側でリアルタイムに参照できます。これにより、リモートワークをしている従業員の働き方を常に把握することが可能になるのです。

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