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博多の屋台も活用中!スマホ決済の効果とは?

2019年4月22日

博多の屋台も活用中!スマホ決済の効果とは?

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屋台のキャッシュレス化が話題になったワケ

福岡市博多・中洲の屋台群がキャッシュレス化に取組む──。
2018年8月16日にスタートしたこの取組みは、一般のマスメディアでも報じられ話題になりました。

博多の屋台も活用中!スマホ決済の効果とは?

福岡市では現在、福岡地域戦略推進協議会(FDC)と連携しながら「実証実験フルサポート事業」を展開しており、その一環として、中洲の屋台や商店街でキャッシュレス実証実験(*1)を始動させました。市の大きな目的は、革新的なテクノロジーによる社会課題の解決と街の近代化とされ、キャッシュレス実証実験の対象には、22の屋台のほか、空港・商店街・ショッピングモール内店舗など合計100店強が含まれています。

*1参照:別ウインドウが開きます福岡市キャッシュレス実証実験ページ(福岡市)

中国をはじめとするキャッシュレスの先進国では、屋台や露店を含む小規模な店舗でも、電子マネーやクレジットカードによる支払いに対応しています。それを踏まえると、屋台でのキャッシュレス化は、いまや驚くべきニュースではないかもしれません。それでも、福岡市のキャッシュレス実証実験が話題になったのは、日本では、屋台を含む中小店舗でのキャッシュレス化があまり進んでこなかったためです。

ではなぜ、中小店舗でのキャッシュレス化が進まなかったのでしょうか。その理由についてご紹介します。

キャッシュレス化の障壁はコスト

中小の店舗がキャッシュレス化に消極的だった理由としてまず挙げられるのが、キャッシュレス化の中心的な存在であるクレジットカードの決済手数料。これは主に小規模の小売り店や飲食店など、少額決済の多いお店によく見られる理由ですが、事業モデルにフィットしていなかったことが原因となります。この問題は、かねてから、さまざまな調査機関が指摘してきたポイントですが、経済産業省が2017年2月に公表した、観光地の商業施設(小売店や飲食店、宿泊施設、観光スポットからそれぞれ選出)の意識調査(*2)でも、クレジットカードでの支払いに対応しない最大の理由として「手数料が高い」という点が挙げられています(図1)。

*2参照:別ウインドウが開きます平成28年度商取引適正化・製品安全に係る事業 (観光地におけるキャッシュレス決済の普及状況及び加盟店における クレジットカードに係るセキュリティ対策の実施状況に関する実態調査) 最終報告書(2017年2月)(経済産業省)

図1:未対応事業者などがクレジットカードに対応しない理由(複数回答/n=140人)

博多の屋台も活用中!スマホ決済の効果とは?

出典:「別ウインドウが開きます「観光地におけるキャッシュレス決済の普及状況及び加盟店における クレジットカードに係るセキュリティ対策の実施状況に関する実態調査(2017年2月)」(p.19/経済産業省)

決済サービスの手数料率は、消費税率のように固定的で、決済金額の大小に応じて料率がダイナミックに上下することは基本的にありません。店側は、一件の決済につき、売上の何%かの手数料をサービス事業者に支払うかたちになります。

そのため、少額決済が数多く発生するような店舗の場合、手数料の支払いが負担となりえます。こうしたことから、そのような店舗の多くが、クレジットカード対応に消極的になり、キャッシュレス化の裾野もなかなか拡がってこなかったといえます。

さらに、クレジットカード決済に対応しようとした場合、利用者の与信を行う専用機器(信用照会端末)を導入しなければならないのが通常でした。そのため、初期導入時に相応の投資も必要とされ、かつ、その機器を運用しなければならない現場スタッフの負担が増すのではないかという懸念も商業施設にはあると、経済産業省は指摘しています。

しかし今日、スマートフォンを使った新しいタイプの決済ソリューションが、こうした状況を大きく変えようとしています。次ページでは、そうしたソリューションが、屋台を含む中小の店舗にもたらしうるメリットをご紹介します。

スマホ決済がもたらす便利、かんたん、低コスト

現在、店舗のキャッシュレス対応を大きく進展させる可能性のあるもののひとつとして、博多屋台での実証実験でも採用されているQRコード決済のサービスへの関心が高まっています。これは、スマートフォンなどを使ったQRコードでの支払いを可能にする決済ソリューションです。

スマートフォンやタブレットにQRコード決済アプリをインストールすることで、QRコードを使った決済が可能になります。その決済の方法には大きく2つの方法があり、ひとつは、商品を購入した顧客がアプリでQRコードを表示させ、それを店側が読取る方法です。もうひとつは、店舗が提示するQRコードを顧客がスマートフォンなどで読取って支払いに使うというものです。博多の屋台では、後者の方法が主に活用されているようです。

博多の屋台も活用中!スマホ決済の効果とは?

店舗にとってのQRコード決済のメリットは、QRコードを読み取る機器さえあれば、必ずしも専用機器が必要とされないことです。そのため、初期導入コストを低く抑えられるほか、屋台などの移動式店舗でも手軽に導入することが可能です。

スマートフォンを使った決済サービスとしては、もうひとつ、スマートフォン、あるいはタブレットのイヤホンジャックに小さなカードリーダーを装着し、クレジットカードの信用照会端末として機能させるソリューションもあります。この小さなカードリーダーさえあれば、場所を取るような専用機器の導入なしで行うことが可能となり、屋台などの移動式店舗やイベント会場での出店でも、場所を選ばずカード払いに対応できるようになります。

QRコードを使った決済にせよ、スマートフォンを使ったクレジット決済のソリューションにせよ決済手数料がかかるという点で、これまでのクレジットカード決済とは同じです。ただこれらのサービスは、決済手数料が総じて安価であることが多いため、比較的導入しやすいソリューションといえるでしょう。

加えて、これらのサービスには、各サービス提供元が消費者の利用促進のために「ポイント」が特典で付与されているケースがほとんどです。QR決済やクレジットカードに対応することで、店側は、ポイントを貯めたい利用者を呼び込める可能性が拡げられるというメリットを手にできます。加えて、キャッシュレス決済には、レジのオペレーションの効率化や、現金管理や売上確認の手間が減るといった効果も期待できるのです。

スマホ決済を導入するには?

以上のように、スマートフォン決済によって少額決済の多い店舗でもメリットを手にできる可能性があります。

では、どのようにすれば、スマートフォン決済をはじめられるのでしょうか。ここでは、ドコモが提供しているモバイル決済サービスの「Anywhere®」と、QRコード決済に対応した「d払い」の2つを例に、スマートフォン決済のはじめ方について簡単にご紹介します。

博多の屋台も活用中!スマホ決済の効果とは?

まず、Anywhere®は、スマートフォン/タブレットをカードの信用照会端末として機能させることができるモバイル決済サービスです。このサービスの申込手続きは、シンプルで簡単。Webもしくは専用申込書から、すぐにお申込みが可能です(*3)。

*3 :お申込後、2週間~1か月程度でご利用が可能となります。

もちろんご利用も簡単。Anywhere®アプリをスマートフォンやタブレットにインストールして、ハンディタイプのクレジットカードリーダーや、利用明細を印刷するモバイルプリンターをご用意いただくだけで、モバイル決済がはじめられます。

取扱いが可能なカードは、国際ブランドのVISA、Master、JCB、AMEX、Dinersをはじめ、デビットカード「J-Debit」(銀行キャッシュカードをそのまま支払いに使えるカード)やハウスプリペイドカード(企業が独自に発行するプリペイド型の電子マネー)と幅広く、しかも、中国の国民的なクレジットカードで総発行枚数60億枚強とされる「UnionPay(銀聯)」にも対応しています。決済手数料も安価(*4)ですので、運用のコストも低く抑えられます。

*4 :Anywhere®の決済手数料率: VISA/Master/UnionPayを対象にした「スタンダードプラン」の場合で3.48%、プロフェッショナルプランの場合で3.2%。JCB/AMEX/Dinersは(株)ジェーシービーと個別に料率を決定。

一方、d払いへの対応は、ドコモのd払い導入パートナーを経由して行います。店舗での導入・活用イメージは、専用機器、あるいはd払い用のアプリをスマートフォン/タブレットに導入してPOS機器に接続し、導入パートナーさまのシステムを経由してドコモのd払いサービスに接続するというかたちです。

d払いは、約5,000万人が利用できるドコモのキャリア決済サービスと連携し、ドコモのケータイ/スマートフォンをお使いの方なら、どなたでも特別な申込みをせずに利用することができます。店舗で決済を行うたびにdポイントがたまる仕組みなので、店側は、d払いへの対応を、非常に多くの方の来店を促すきっかけづくりに活用できます。また、d払いの決済手数料も安価ですので、コスト面でも導入の敷居は低いといえます。

このように、スマートフォンを中心にした決済サービスの進化によって、少額決済の多い店舗がキャッシュレス化に乗り出すハードルはどんどん下がっています。屋台を含めた日本の中小店舗で、当たり前のようにキャッシュレスでの支払いが可能になる日も、そう遠い将来ではなさそうです。

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