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温度と湿度で食品の異常を発見!HACCP対応のIoTとは

2020年9月14日

温度と湿度で食品の異常を発見!HACCP対応のIoTとは

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2020年6月より、すべての食品事業者は、食品衛生管理のグローバル基準である「HACCP」に対応することが義務化されます。しかしながら、小規模な飲食店などでは人的リソースの不足により、HACCPの基準のクリアが困難なケースが考えられます。そのような課題は、IoTの活用で解決できるかもしれません。


1.無線工事不要。センサーを置くだけでスタート

ドコモのACALA MESHは、IoTを活用することで、食品の温湿度管理をデジタル化・システム化できるサービスです。大きく2つの特徴があり、一つは食品の温湿度を、センサーを用いて測定し、その測定データを「見える化」できる点、もう一つは、クラウド上に保存したデータを、インターネットを経由してパソコンやスマホなどから確認できる「リアルタイム遠隔監視」ができる点です。

温度・湿度の測定は、専用のセンサーで行います。設置は非常に簡単で、導入後、測定したい場所に設置するのみです。事前に詳細な設定が不要なので、高度な知識やスキルも必要ありません。さらに、センサー間の無線ネットワークは「メッシュ構造」となっているため、一つのセンサー間の通信が切断されても、別のセンサーとの通信によりデータ転送を可能にする、障害に強い構造となっています。

センサーによって取得したデータは、ベースステーションと呼ばれる機器に一度集められ、安定したドコモ回線を経由してクラウド上に保管されます。

設置に当たっては、無線設定などの工事は不要、センサーを置くだけなので、既存設備への後づけも容易です。センサーとベースステーションを設置後、管理画面にログインし、表示名と温度範囲を入力するだけで、簡単に利用開始できます。

MESH構造

2.IoTで温度と湿度を見張れば、メンテナンスのタイミングがわかる

ACALA MESHで食品の温度を「見える化」することで、HACCPに準拠するだけでなく、以下の3点のメリットが享受できます。

(1)細かい温度変化の継続監視による新たな発見、改善
(2)メンテナンス回数の最適化
(3)フィルタの目詰まりなどによる機器の性能低下が発見できる

たとえば、ある食品加工会社では、導入前は毎日3回の定点温度計測を行っていました。ACALA MESH導入後に1分毎の記録を始めたことで、これまで判別できなかった温度の逸脱があることがわかり、運用改善を行うことができた、という事例があります。

ACALA MESHで温湿度の変化を見える化することで、食品の管理を徹底し、結果的に廃棄による商品ロスのリスク軽減や、安全性の担保による事業リスク低減にも繋げることができます。

ある運輸会社では、ACALA MESHで得られる統計グラフの分析から、冷蔵設備の整備が必要なタイミングが可視化され、メンテナンス費の削減につながった、といったケースがありました。

ACALA MESHのダッシュボードは、アナログメーター表記を採用しており、直感的で見やすい作りとなっています。それ以外にも、複合グラフの作成や、センサーの設置場所と電波接続状況を可視化する「トポロジー表示」にも対応しています。

3.休日の異常もアラートで告知

もう一つの大きな特徴である「リアルタイム遠隔監視」では、以下の3点のようなメリットがあります。

(1)現場の運用ミスを本部で管理できる
(2)休日中の機器故障を検知してトラブル回避
(3)機器故障による商品ロスを回避

たとえば、ある食品商社では、営業所の冷蔵庫の温度設定が何らかの拍子で変わってしまっていたが、遠隔監視している本社でその異常を発見したため、事故を未然に防げたという事例があります。

別の食品配送会社では、冷蔵庫が休日中に故障したことを、ACALA MESHのセンサーが「温度異常」としてユーザーにアラート報告。この報告を元に従業員が対処したため、商品ロスを未然に防げたといいます。

ACALA MESHは、あくまでも温湿度のデータを取得・管理することができるソリューションであるため、直接的な機器故障は検知できませんが、冷蔵庫など、温度や湿度が一定に保たれている状況で、温湿度異常を検知することで、機器の故障を察知することが可能なのです。多くの拠点を持つ企業は、ACALA MESHで一元的に温度・湿度を管理することで、機器故障による商品ロスなどのコスト削減も可能となります。

食品に関連した事業を行う企業であれば、温度や湿度の管理は重要な作業のひとつです。もし現在、スタッフが目視で確認し、メモで温度・湿度を記入するといったアナログな作業をしているのであれば、ACALA MESHでデジタルに変えてみてはいかがでしょうか。

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