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さらなる高速化技術「4×4MIMO」「256QAM」とは?
ドコモはキャリアアグリゲーション以外にも、通信速度を向上させるために複数の技術を用いています。その1つが、基地局と端末の双方に複数のアンテナを設置し、同時にデータを送受信することで高速化する「MIMO」という技術です。
従来のLTEでは、基地局と端末ともに2本ずつアンテナを搭載して通信する「2×2MIMO」が用いられていました。ですがドコモでは3.5GHz帯に関して、アンテナをさらに2本増やした「4×4MIMO」を導入することで、この帯域を利用した場合の通信速度を一層向上させているのです。
加えてドコモでは、通話や通信のデータを送る際、そのデータを送りやすくするのに用いられる「変調」技術においても、さらなる高速化を実現しています。
携帯電話は一般的に、変調技術を用いることによって、電波環境が悪い所では、速度は遅いが確実に接続できる方式で通信を行い、電波環境が良い所では速度を重視した方式で通信しています。しかしドコモでは、電波環境が非常に良い場所ではより通信速度が速くなる「256QAM」という仕組みを新たに採用することにより、一層高速に通信できるようにしたのです。
そしてドコモでは、1.7GHz帯と3.5GHz帯の帯域を2つ用いた「3CC CA」の導入に加え、「4×4MIMO」、「256QAM」などを同時に用いることにより、2017年3月には理論値で下り最大682Mbpsの通信速度を実現しています。さらに5月には、これら技術のさらなる最適化を実施し、理論値で下り最大788Mbpsにまで通信速度を向上させた、というわけです。














