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宮城県/地方創生セミナー 実施レポート

2019年2月19日(火曜)に実施した、宮城県における地方創生セミナーの内容を記者目線でお伝えします。

宮城県/地方創生セミナー 宮城県/地方創生セミナー

はじめに

全国で展開される「地方創生セミナー」も4回目となった。徳島県、福井県、茨城県と続いて選ばれたのは、東北の中心地・宮城県仙台市。2019年2月19日(火曜)、仙台国際ホテルにて行われた。

宮城県といえば、石巻市など東日本大震災で大きな被害に遭った地域のひとつ。ここでは地震や津波の対策に関連した技術などが紹介されるのだろうか。今回、派遣された記者も東北出身であり、故郷のためとなる技術がないか興味津々で臨んだ。

楽天スタジアムをはじめ、モデル都市として注目の地域

最初の驚きは報道陣の数だった。大型のテレビカメラが3台に報道記者、音声や照明スタッフなどちょっとした芸能記者会見と同じくらいの人数が会場内を撮影して回っている。それほどに今回の「地方創生セミナー in 宮城」は、宮城県民の期待値が高いことがうかがえる。

各社記者からの質問に対して、ドコモ 取締役常務執行役員の古川 浩司氏が答えた。

  • 「東日本大震災の復興を踏まえ、東北ならではの取組みの重要性を改めて再認識し、ここ宮城から東北地方全体へ地方創生セミナーを展開して参りたいと考えております。

    宮城県には、発達した都市機能や交通機関に加え、楽天スタジアムなどのアセットがあります。

    ICTを福祉・交通分野にも応用することで、高齢化社会にも対応し、県民の皆さまの暮らしをより快適なものにするほか、5G技術を活用したスポーツの新たな楽しみ方など、宮城県ならではの特色を活かしたスマートライフの実現が期待できるものとみております」(古川氏)
  • セミナー風景
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東北最大都市の仙台市を抱えながら、県全体を見渡せば人口の局地化や産業振興にも課題がある。

都市と地方の両面を備える宮城県だからこそ、見えてくるものがあるのかもしれない。

被災を乗り越えて、どこよりも早く地域協創に取組んでいた

  • セミナー風景
  • ドコモの東北復興支援として、もっとも被害の大きかった岩手県・宮城県・福島県を中心とした「レインボープロジェクト」が発足された。地域社会に寄り添いながら「モバイル・ICT」を用いて東北が笑顔になるサービスの創造をめざした取組みだ。

    そこで独自に研究・開発をしていたのが「ICTブイ」だ。

  • 同県・東松島市の海苔養殖業者との連携で、養殖場の水温と塩分濃度を24時間365日調べることができる。潮の流れの出入り口に合わせて浮かせておくだけでいい。

    これにより人手不足の解消ができるだけでなく、毎日のように船を出して水質チェックをする手間も軽減された。

  • セミナー風景

海苔だけでなく三陸名物の牡蠣にも使える。ほかの地域ではマグロや昆布の養殖などにも使われているそうだ。

経験がものをいうノウハウをデータにより見える化することで、若手育成にも貢献するという。

めざすは「津波人的被害ゼロ」生き抜くための防災対策

歴史的大災害の経験と教訓から、宮城県に籍を置く東北大学は「災害統計グローバルセンター」を開設し、国際災害データ研究の中心地となった。東日本大震災から学ぶ「生存モデル」として、津波犠牲者ゼロ化戦略を打ち立てる。

  • セミナー風景
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「水に浮かぶ電気自動車」や「救命胴衣となるシートカバー」のほか、水分なしで食べられる「防災ゼリー」といった、まるでSFアニメにでも出てきそうなトピックスが次から次へと紹介された

高齢者のための足になる!AI運行バスで活気のある街づくりへ

  • セミナー風景
  • 地方自治体でよく見られる現象だが、ちょっと出かけようにも移動手段がないということがある。特に過疎化地区では、コミュニティバスが廃止されているところも多い。そのため外出したくてもできない高齢者が少なくない。それを解決するのが「AI運行バス」だ。

スマホアプリで呼ぶと来てくれるというタクシーさながらのバス。単なる配車機能があるだけではない。

送迎先やバスの現在地、乗車人数や他車の運行状況などに合わせて、少ない車両で最も効率的な交通巡回を可能とするAIを積んでいるという。

  • セミナー風景
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過去の経験を活かしながら、未来へとつなぐ取組みが確かにある。そう実感した一日だった。

さまざまな実証実験を重ねながら、テクノロジーの発展が人びとの暮らしを支えていく。

その可能性の先に、新たな東北の姿が垣間見える気がした。

セミナー詳細

名称 地方創生セミナー in 宮城
開催日時 2019年2月19日(火曜)13:30~17:20
  • 展示会場は11:00に開場します。
会場 別ウインドウが開きます仙台国際ホテル
主催 株式会社NTTドコモ
後援 復興庁
協力 株式会社七十七銀行

プログラム

時間 講演タイトル
11:00~13:30 受付開始・展示観覧
【主催者挨拶】
13:30~13:45
株式会社NTTドコモ 取締役常務執行役員
古川 浩司(ふるかわ こうじ)
【来賓者挨拶】
13:45~13:50
総務省 東北総合通信局長
伊丹 俊八(いたみ しゅんや)様
【来賓者挨拶】
13:50~13:55
宮城県副知事
佐野 好昭(さの よしあき)様
【基調講演】
13:55~14:25
「地域活性化と事業構想 ~テクノロジー・観光インバウンド・SDGsを見据えて~」
先端教育機構 事業構想大学院大学
産官学連携本部 本部長
織田 竜輔(おだ りょうすけ)様
14:25~14:45 第一部
「東北エリアにおけるドコモ地方創生の取組み」
株式会社NTTドコモ 執行役員
東北支社長 藤原 道朗(ふじわら みちお)
14:45~15:15 第二部
「ドコモの災害対策に対する取組み」
株式会社NTTドコモ 取締役常務執行役員
田村 穂積(たむら ほづみ)
15:15~15:25 休憩①
【特別講演】
15:25~15:55
「東日本大震災の復興と再生に向けて」
東北大学 災害科学国際研究所 所長
津波工学教授 今村 文彦(いまむら ふみひこ)様
【セミナー1】
15:55~16:10
「5Gについて」
株式会社NTTドコモ 法人ビジネス戦略部
サービス企画
社員 田崎 秀典(たさき ひでのり)
【セミナー2】
16:10~16:25
「観光・キャッシュレスについて」
株式会社NTTドコモ IoTビジネス部
ビジネス企画
主査 林 高志(はやし たかし)
16:25~16:40 休憩②
【セミナー3】
16:40~16:55
「一次産業・技術継承について」
株式会社NTTドコモ東北支社 法人営業部
ICT街づくり
社員 金田 直子(かねだ なおこ)
【セミナー4】
16:55~17:10
「行政事務の効率化(働き方改革)について」
東日本電信電話株式会社 ビジネスイノベーション本部
第一バリュークリエイト部
課長 白金 貴之(しろがね たかゆき)
【閉会挨拶】
17:10~17:20
株式会社NTTドコモ東北支社 法人営業部長
山田 広之(やまだ ひろゆき)

  • 掲載内容は2019年2月19日時点の情報です。
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