5G×ニューコンセプトカートSC-1 実証実験

5G×ニューコンセプトカートSC-1 実証実験

2020年2月8日(土)・14日(金)・15日(土)・16日(日)の4日間、沖縄アウトレットモール あしびなーとパレットくもじ前イベント広場、国際通りの那覇市ぶんかテンブス館前広場にて、5G×ニューコンセプトカートSC-1による「デジタルサイネージ」の実証実験を九州・沖縄エリアではじめて実施しました。

2020年2月8日(土)沖縄アウトレットモール あしびなーにて遠隔操作

2020年2月8日(土)、ドコモ5Gオープンラボ® OKINAWA(沖縄県那覇市)と沖縄アウトレットモールあしびなー(沖縄県豊見城市)(以下あしびなー)を結んでソニーが開発したニューコンセプトカートSC-1を遠隔操作する「動くデジタルサイネージ」の実証実験を行いました。(ドコモ5Gオープンラボ® OKINAWAとあしびなーは直線距離にして約10km離れています)

動くデジタルサイネージ

ドコモ5Gオープンラボ® OKINAWAには、運転席さながらのコックピットが設けられ、ここでSC-1の遠隔運転が行われました。

ドライバーの目の前にあるのが、SC-1に搭載している4Kカメラ4台による映像です。車の運転は少しの時差も大きな事故につながるので、高速大容量通信の5Gだからこそ可能となる技術と言えます。左側のモニターには、走行中のSC-1が映し出されています。

この日は12時30分、14時30分、16時30分の3回に渡って実施しました。

動画広告や沖縄観光の動画

SC-1のデジタルサイネージは前・後面、左右側面それぞれに違った映像を写すことが可能なSC-1です。この日もあしびなー内店舗の動画広告や沖縄観光の動画を配信しました。ファミリー層のお客さんも多く、コンパクトでかわいいフォルムの車が動いていることに、多くの人が足を止めて興味深そうに見ていました。

2月14日(金)・2月15日(土)パレットくもじ前イベント広場

パレットくもじ

パレットくもじがある那覇市久茂地はオフィス街でもあり、平日はビジネスマンも多いエリアですが、土曜日のこの日はファミリーやカップルも多く来場し、SC-1を興味深そうに眺めていました。14日・15日は沖縄観光のコンテンツや周辺店舗の広告を中心に配信しました。

展示中は実際に中に乗ることも可能で、シートから見えるフロントガラス代わりの映像に子どもたちは大興奮。車の前に立った親とジャンケンをする様子も見られました。

観光で訪れたという20代の男性は、「はじめて見たけれど、映像がきれいでびっくりした。実際に走っていたら注目されそう。あと、動いているときに乗ってみたい」と話していました。

2月16日(日)那覇市ぶんかテンブス館前広場

観光客が行き交う広場

この日のお天気はあいにくの雨。それでも多くの観光客が行き交う広場に設置されたSC-1は注目を集めていました。

足を止める外国人観光客も多く見られ、今後は多言語対応や、国籍・性別・年齢など細かくターゲットを絞った広告配信の仕組みにも期待できます。

5Gによる新しいビジネスモデルの展開

大西智之

今回の5G×SC-1実証実験にあたり、5G・IoTソリューション推進室 ソリューション営業推進担当 主査 旅行業務取扱管理者の大西智之に話を聞きました。

大西今回の実証実験の目的はドコモ専用のクラウド[ドコモオープンイノベーションクラウド]を使った遠隔運転と、サイネージへの広告配信という2つのことを、このSC-1を使って行うことです。

将来的にこのクラウドを使って遠隔運転ができることやサイネージ配信できることを、私たちがビジネルモデルとして考えて、ドコモの商材として販売していきたいと考えています。そのために、今回のように実際にお客さまがいらっしゃるところで、広告配信がきちんとできるのかということを検証するための実験でした。

今回、『九州・沖縄地区初』と詠っていますが、実は先日、ドコモオープンハウスの時にも東京と札幌でも実証実験をおこないました。その時には、東京から札幌のSC-1を遠隔操作するというものでした。時々トラブルもありましたが、実証実験としては成功したと言えると思います。それを経て、今回沖縄県内で実証実験を行った理由は、まずひとつ目に、沖縄県ではこういった実証実験があまり行われないということと、沖縄は観光産業が盛んであるということです。観光はお客さんへの案内やお客さんにどう気づかせるかが重要だと思います。そこでこのサイネージがひとつのキーになるのではないかと考えています。

札幌での実証実験

札幌での実証実験の様子。後ろのモニターに東京会場の様子が映し出されています。

ー 画面もすごくきれいですね。

大西そうなんですよね。美しい映像と音楽が同時に配信できるところも5Gならではです。今回は単独走行でしたが、仮にお客さまが乗れたらまた反応も違うと思いますし、サイネージもただモニターに映るサイネージでは面白くないので、SC-1によって“動かす”という点がポイントです。やはり動くものは注目を集めるので、今回SC-1にデータを送って広告を配信するという試みを実現させました。

ー たくさんの方に興味を持ってもらえるといいですね。

大西今、多くの企業がサイネージの配信を行っていますが、動くものってあまりないと思います。動くものの中で、弊社が持っている最上位機種がこのSC-1です。

ー 不思議な乗り物ですよね。

大西本当に不思議な乗り物です。これ、中身はゴルフ場のカートなのですが、それにカメラを付けて、モニターだけで制御しています。窓もありません。そのため鮮明な映像を遠隔操作側に送らないと危険が察知できないので、4K映像を送っています。リアルタイムに4K映像を送るのは4Gではできないため、5Gが必要となります。

ー 5Gの凄さを実感しています。

大西“速い”ということがすべてのベースになるかもですよね。SNSなどみなさんご利用のメッセージアプリが出始めた頃は文章しか送れなかったのが、気がついたら写真も送れて、電話もできて、動画も送れるようになりました。今では普通に使っていますが、これは通信速度が早くなったからできるようになったのです。早くなればなるほど、そういうことをどんどん組み合わせた展開ができるようになります。とは言え、5Gはまだまだ生まれたての赤ちゃんなので、安定するには時間がかかると思いますが、段階を踏みながら、少しずつ展開できればと思っています。

ー 今後は5Gを活用した他企業とのコラボやタイアップも楽しみですね。

大西企業にも2パターンあって、一つは自社の課題を解決するソリューションを5Gに期待している企業さまと、もう一つは新しい事業収益モデルとしての確立です。本業だけでは、経営が成り立たなくなってきていることが多いので、新しいことにどんどんチャレンジしている企業が増えています。弊社でも通信事業だけでは成り立たなくなってきております。5Gがそういう企業のお役に立てるよう、弊社も開発に取り組んでいきます。特に沖縄は経済発展という点から見ても国内の重要地域だと言えますし、5Gをひとつのキーに、ビジネスとしても地方創生や社会的な課題解決に向けた取組みとしても、展開していけたらと考えています。

(本内容は2020年2月16日取材時点のものです。)

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