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STORY 02

スポーツシーンセンシング

スポーツセンシング技術とは

ISSUE

背景・課題

サッカー“FUN”の拡大と競技レベルの向上に、AIで挑戦

ISSUE 背景・課題 ISSUE 背景・課題

「サッカーで笑顔に」をモットーに、フットサルコートの運営・施工、スポーツアパレルやコミュニティサイトの展開、選手のサポートなどを手掛けるサッカードットコム株式会社(以下、サッカードットコム)。同社・代表取締役の古部 亮様は、「競技人口を増やし市場を活性化していくには、プレーや情報交換の“場”を提供するだけではなく、プレーを録画して仲間と共有したり、プレー“後”も楽しめるプラスワンの工夫が必要だと感じていました」と語ります。

プロやプロ予備軍では、スタッフが練習や試合を録画し、タブレットなどで再生しながら改良ポイントを選手と共有したり、選手の生体情報をセンサーで取得して専門のアナリストが分析するなど、ICTの活用が進んでいます。しかし、サッカーやフットサル愛好家の間では、こうした機会はありません。街中のコートにICT設備を導入しようにも、技術面、人手の問題、コストなど、さまざまな課題があるのです。

この課題解決に、ドコモが一緒に取り組みました。ドコモでは、法人営業部門と研究開発部門(以下、R&D)が組織横断的に連携して課題に取り組む「トップガン」プロジェクトを推進しています。サッカードットコムとの対話から、ドコモのAI技術、スポーツ動画センシングを応用できないかと仮説を立てました。

KEY TECHNOLOGY

主要技術

100試合もの映像データを集め、AIに「学習」させる

スポーツ動画センシング技術では、複数台のカメラで自動撮影したプレー映像からAIがボールの動きをトラッキングし、シュートやゴールのシーンを判別してタグ(印)を付けることで、各シーンの頭出し再生が可能になります。また、ディープラーニングを用いて、映像からシュートやゴールのシーンを抽出し、ハイライト映像を自動で作成します。

ただし、アマチュア競技者では曖昧なシュートやゴールのシーンも多く、まずは人間の目でプレーを判断し、閾値(しきいち)を定め、その上でAIにそれらのプレーを認識させる必要がありました。そのため、法人営業部門は100試合以上もの映像を録画し、R&Dと共有。R&Dでは、次々に新しい映像をAIに学習させ、シュートやゴールなどのシーンを正しく抽出できるように細かくチューニングしていきました。

今後はフットサル以外のさまざまなスポーツにも本技術を適用させ、スポーツの新たな楽しみや技術向上に貢献したいと考えます。

TRIAL

実証実験

わずか3か月で実証実験へ。お互いにスピード感を共有

TRIAL 実証実験 TRIAL 実証実験

「Playcube」の画面イメージ

2017年9月、ドコモによる提案からわずか3か月という短期間で、サッカードットコムが運営協力する「FUTSAL POINT 両国インドアFコート(以下、両国コート)」で実証実験を開始し、2018年2月1日にはプレスリリースも配信。両社が当初より「ファンプレーヤー(愛好者)のために技術を活用したい」という点で合意していたことと、ドコモの法人営業部門とR&Dがシームレスに連携した結果、スピーディーな展開が可能となったのです。

実証実験では、両国コートの7か所にカメラを設置し、マルチアングルで利用者のプレーを自動録画。コート横のディスプレイで、リアルタイムに映像を確認できるようにしました。さらに、専用の動画共有サイト「Playcube」にアップロードすることで、録画映像の再生はもちろん、プレー翌日には自動生成されたハイライト映像(シュートやゴールシーンなど)をタブレットやスマートフォンからも楽しめるようにしています。

今後は、センサーをビブス(競技者が身に付けるゼッケン)やリストバンドに組み込み、特定の選手の「追っかけ映像」の作成や、その選手のポジショニングや走った距離などのデータを取得する実証実験も予定しています。

PARTNER

事業パートナーの声

日本のサッカーを変える。その可能性を秘めたテクノロジー

PARTNER 事業パートナーの声 PARTNER 事業パートナーの声

(中央)サッカードットコム株式会社 古部様
(右)同社 嶋田様

サッカードットコムには「2050年、日本がワールドカップで優勝するための企業でありたい」という想いがあります。同社・取締役の嶋田 義之様は、「このコートにくれば、どんなチームでも手軽に自分たちのプレーを録画し、振り返って楽しむことができます。サッカー教室の子どもたちの技術の底上げにも大いに役立つでしょう。そのなかから、いつかプロ選手が生まれるかもしれない」とカメラを見上げます。

今後、プレーを録画し、AIによる分析が当たり前のようになってくると、それ自体がスポーツに新たな魅力をつくることにもなるでしょう。古部様は「AIで編集されたプレー動画を振り返りながら、インスタ映えする映像に加工してSNSで共有もできる、そんな楽しみ方が定着すれば、もともとフットサルやサッカーが好きという人以外でも一度ボールを蹴ってみたいと思うのでは」と語ります。「今回の取組みをきっかけに、日本中のコートでプレー動画を振り返れるようになるといいですね。指導者がチーム力向上に活用したり、孫の試合を見に来られない祖父母と共有したり、利用者のニーズに応えることで、競技人口の増加やレベルアップ、サッカー文化の定着にもつながり、日本のサッカーは“世界で最先端”といえるようになるかもしれません。そんな可能性を秘めたテクノロジーだと感じています」(古部様)。

さらに「“AIで分析”と聞くと、複雑で難しいイメージがありましたが、ドコモが誰でも簡単に使える技術にしてくれました。今後の展開にも期待できます」(嶋田様)。

日本のサッカーをAIで変えた、と胸を張れるまで、トップガンプロジェクトの取組みはこれからも続きます。

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