気候変動の適応に貢献する取組み事例

地震や津波に関する予測・監視システムによる新たな災害対策への取組み

気候変動を起因とする災害の多様化に伴い、地震や津波の被害によって発生する通信障害からの早期復旧を目的に、「地震予測システム」の実証実験への協力と、「津波監視システム」の運用に取組んでいます。
「地震予測システム」の実証実験では、全国16か所の基地局1に衛星測位機器を用いて地殻の変化を捉える装置を設置し、収集した地殻変動のデータをリアルタイムにJESEA2に提供しています。そのデータを元に、JESEAは研究する「地震予測システム」の精度の向上に取組み、リアルタイム地震予測の確立をめざします。
「津波監視システム」は、海沿いの基地局4か所3に津波発生時の沖合の様子を監視するカメラを設置し、津波発生時の沖合の海面の様子を確認する他、遠隔でカメラを操作し、基地局の通信設備の被災状況を確認することができます。
本システムにより、ドコモでは信頼性の高いインフラを活用し、社会の安心・安全へ貢献していきます。

  1. 2015年度2か所設置済み
    2016年度14か所設置予定
  2. 株式会社地震科学探査機構
  3. 2015年度4か所設置済み
    2016年度以降順次拡大予定

地震予測システム装置

地震予測システム装置の写真

津波監視システム装置

監視カメラが設置されている基地局の写真

気候変動の影響を軽減する農業ICTソリューションの提供

温暖化による気候変動は、農作物の生育不良や品質低下などの悪影響を及ぼします。農作物の生産性の維持・向上に向けて、ドコモはICT技術を活用したサービスソリューションを提供し栽培管理のサポートを行っています。それにより農業分野における気候変動の影響を軽減する取組みを実施しています。
具体的には、水稲向け水管理支援システム「PaddyWatch」や農業生産者向けアプリケーションサービス「アグリノート」の導入により、農産物の生育状態やそれを取り巻く水温・気温などの情報を管理することで、農業経営の高効率化を実現しています。

PaddyWatch 水稲向け水管理支援システム

写真:水稲向け水管理支援システム「PaddyWatch」設置のイメージ

農業に関するサービス・ソリューションをご紹介します。

一次産業を支えるドコモのICT

気候変動の影響を軽減する水産ICTソリューションの提供

温暖化による気候変動は、海洋環境にも影響を与え、水産業における品質低下や収穫量の減少といった悪影響も及ぼします。
ドコモが提供する水産ICTソリューションは、気候変動の影響を受けやすく、また養殖の作業工程を見極めるうえで重要な情報である海水温を、「水温センサ付ブイ」に装備したセンサを通じて測定し、データをクラウドサーバにアップロードします。養殖業者はスマートフォンでこれらのデータから海の状況を把握し、作業のタイミングを決める参考にすることができます。
これにより各養殖場を船で回って海水温を測定していた稼働の効率化、省エネ化を実現すると同時に、漁業従事者の生産性向上および質の高い水産物の供給が実現できます。

水温センサ付きブイ

写真:養殖業むけ「ICTブイ」の海上設置の様子の写真画像

養殖業むけ「ICTブイ」の海上設置の様子

アプリ画面イメージ

アプリ画面1

ICTブイの測定データを閲覧するためのアプリのTOP画面イメージ

アプリ画面2

過去データを1時間おきに数値表示した画面イメージ

アプリ画面3

過去データをグラフとして推移表示した画面イメージ

アプリ画面4

ICTブイの設置場所や電池残量などを確認するための管理画面イメージ

水産+dPCサイトが開きます

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