ポケットベル

ドコモレポート コミュニケーションを変えた革命的ツール「ポケットベル(R)」サービス終了

ポケベル(ポケットベル(R)「クイックキャスト(R)」)を覚えていますか。十数年前に若者の間で大ブームを巻き起こした、数字や文字でコミュニケーションできるサービスです。ピーク時は600万契約を超えましたが、より便利なケータイが普及したことで契約数は減少することになり、2007年3月末にサービス終了を迎えました。今回は、長い間皆さまにご愛顧いただいたポケベルの歴史を紹介いたします。


1968年誕生 営業担当者を中心に浸透


 ポケベルは、1968年7月にサービスが開始されました。当時は文字表示もなく、音が鳴るだけの一方的なサービスでしたが、オフィスを離れて行動することの多い営業担当者への連絡手段として普及し、利用者層も徐々に広がっていきました。

写真:センティーA

センティーA


女子高生を中心に「ベル友」ブームが到来


 1990年代になると、女子高生を中心に、ポケベルを使って、14106を「愛してる」と読むような数字に工夫を凝らしてメッセージを送るという一種の「言葉遊び」が大流行、ポケベルを通じて連絡し合う友達を「ベル友」と呼ぶなどの一大ブームを巻き起こしました。メッセージを送るために公衆電話に行列ができたり、友達の間で「ポケベル打ち」というプッシュボタンの早打ちが競われていました。

 ポケベルは、このような文字によるコミュニケーション革命を起こしただけでなく、一斉同報による情報サービスなど、ポケベルならではの文化を生み出してきました。その流れは、ケータイのメールやFOMAのiチャネルサービスなどに受け継がれていきました。ポケベルが、今日のメールやiチャネルなどのケータイ文化の礎を築きあげたといっても過言ではないでしょう。

数字メッセージの例
ポケベルのイメージキャラクターに、「広末涼子」さんや「加藤あい」さんなどを起用して話題を呼びました。
ポケベルのイメージキャラクターに、「広末涼子」さんや「加藤あい」さんなどを起用して話題を呼びました。

■ポケベル契約数の推移

グラフ:ポケベル契約数の推移