ドコモが進めるLTEネットワーク戦略

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より速く、より快適に──ネットワークの進化は続く

ドコモによるネットワークの進化は続きます。
この6月には、LTEを活用した通話サービス「VoLTE」を日本で初めて提供開始しました。従来と比べて高音質な通話、スピーディーな発着信が特長です。
さらに、今年度中に現行のLTE通信よりもさらに高速な「LTE-Advanced」を導入し、最大225Mbpsの高速通信を提供予定です。これは、複数の周波数を同時利用し通信速度を向上させるキャリアアグリゲーション技術や通常エリア(マクロセル)に小型装置を配置したスモールエリア(スモールセル)を連携させることで無線容量を拡大する技術を利用して実現していきます。

キャリアアグリゲーション 複数の周波数を同時利用し伝送速度を向上させる技術

アドオンセル マクロセルとスモールセルを連携させる事で無線容量を拡大する技術

ネットワークの進化

また、ドコモは2020年のサービス提供開始をめざして、次世代の移動通信方式である「5G」の研究開発にも取り組んでいます。2020年代の情報社会では、移動通信のトラフィック量は2010年と比較して、1,000倍以上に増大する可能性があります。「5G」はこのような増大するトラフィックに応えるネットワークシステムの大容量化を、低コスト・低消費電力で実現することを目標としています。さらに、10Gbps※1を超えるような超高速通信や更なる低遅延化、M2M※2通信の普及などに伴う多数の端末との接続への対応といった機能を考慮した研究開発を進めています。
ドコモは2020年の社会に相応しい、様々な未来のお客さまニーズに応えるため、快適なネットワークの構築をめざしています。

  • ※1 1Gbps (ギガビーピーエス)=1,000Mbps(メガビーピーエス)。
  • ※2 M2M Machine to Machine 機器間での通信のこと。
  • ※3 1ms ミリ秒。1ms=0.001秒。遅延が少ないほど通信速度が改善される。

取締役常務執行役員 大松澤 清博 取締役常務執行役員 大松澤 清博

取締役常務執行役員より

ドコモは日経BP社が5月に実施した全国5万5千人への大規模調査において、ネットワーク満足度「エリア」「通話品質」「通信品質」のすべての項目においてNo.1の評価をいただき、またダウンロード速度においても、全都道府県でNo.1を獲得することができました。この結果には自信を深めていますが、社内では「ネットワークは日々変化する生き物」を合言葉に、LTEネットワークの品質をさらに磨き上げているところです。お客さまから寄せられる期待に応えるため、(1)LTEネットワークの更なる拡大や(2)さらに高速なLTE-Advancedの今年度内提供開始、(3)次世代の移動通信方式である5Gの研究開発といった取り組みを通じて、お客さまのスマートライフを支えていきたいと思います。今後も期待に応え続けていけるよう取り組んでまいります。

 

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