営業収益は、「月々サポート」などの影響によりモバイル通信サービス収入が減少したものの、「dマーケット」をはじめとしたスマートライフ領域※1の収入が増加したことなどにより、前年同期に比べ420億円増の2兆2,150億円となりました。
営業費用は、コスト効率化の取組みによる販売関連経費やネットワーク関連費用の減少などにより、前年同期に比べ210億円減の1兆7,524億円となりました。
これらの結果、営業利益は前年同期に比べ630億円増の4,626億円となり、当社に帰属する当期純利益は、前年同期に比べ576億円増の3,171億円となりました。
- Point
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- 通信事業の回復、スマートライフ領域の利益成長、
コスト効率化の取組みにより、対前年同期 増収増益 - 「dマーケット」の契約数や1人あたり利用料が着実に成長
- 利益の回復傾向が継続していることから、
2015年度業績予想の見直しを実施
- 通信事業の回復、スマートライフ領域の利益成長、
2015年度上期の事業運営結果について
通信事業においては、純増数などのオペレーション数値の改善が継続するとともに、新料金プランの契約数も2,400万契約*1を突破し、順調に拡大しています。また、「ドコモ光」の契約数は72万契約*2に増加しました。
スマートライフ領域においては、「dマーケット」の月額サービス契約数が1,395万契約*2となり、1人あたりの利用料も前年同期比で約3割増加するなど、着実に成長し、上期の利益成長に貢献しました。
また、J.D. パワーによる顧客満足度調査では第1位を受賞し、お客さまから高い評価を得ています*3。
- *1 2015年10月7日現在
- *2 2015年9月30日現在
- *3 詳細はこちらをご参照ください
2015年度業績予想の見直しおよび下期の事業運営について
2015年度上期は増収増益となり、利益の回復傾向が継続していることから、2015年度業績予想を見直し、営業利益を7,100億円といたします。
下期も、通信事業においては、新料金プランへの移行促進と「ドコモ光」の加入者数拡大を進めるとともに、上位プランへの移行やタブレットなどの2台目利用の促進などにより、ARPU※2のさらなる回復をめざします。LTEネットワークにおいては、PREMIUM 4G※3対応基地局数を年度末までに18,000局とし、10月に開始した300Mbpsの高速通信サービスのエリア拡大を進めます。
スマートライフ領域においては、「dマーケット」契約数のさらなる拡大をめざすとともに、「+d※4」によるパートナーとの「協創」も推進します。
これらの取組みを通じ、2013年度の利益水準である8,200億円以上への回復をめざした中期目標の達成に向けて、今後も結果にこだわり取り組んでまいります。
- ※1 スマートライフ領域「スマートライフ事業」と「その他の事業」を合わせた事業領域のこと。
- ※2 ARPU 1利用者あたり月間平均収入。
- ※3 PREMIUM 4G LTEをさらに高度化した無線通信方式LTE-Advancedのブランド名称。
- ※4 +d(プラスディー) ドコモが持つビジネスアセットを連携させ、パートナーとともに新たな付加価値を協創するビジネスの仕組み。