決算ハイライト 中期目標の達成に向けて、2015年度は「結果にこだわる年」と位置付け、事業運営を進めております。株主のみなさまには日頃より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。当社2015年度第3四半期の業績につきましてご報告申し上げます。代表取締役社長 加藤 薰

2015年度第3四半期 決算ハイライト

営業収益は、スマートフォン利用者やタブレット端末等の2台目需要の増加によるモバイル通信収入の増加、2015年3月に開始した「ドコモ光」の契約数の拡大、「dマーケット」をはじめとしたスマートライフ領域※1の順調な成長により、前年同期に比べ567億円増の3兆3,835億円となりました。
営業費用は、コスト効率化の取組みによる販売関連費用やネットワーク関連費用の減少などにより、前年同期に比べ417億円減の2兆6,980億円となりました。
これらの結果、営業利益は前年同期に比べ984億円増の6,855億円となり、当社に帰属する当期純利益は、前年同期に比べ1,106億円増の4,924億円となりました。

  • 営業収益
  • 営業利益
  • 当社に帰属する当期純利益
Point
  • 対前年同期 増収増益 中期目標の達成に向けて順調に回復
  • 新料金プランと「ドコモ光」の効果により、通信サービス収入がプラスに反転
  • スマートライフ領域の営業利益は好調に推移し、利益成長を牽引

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2015年度第3四半期の事業運営結果について

通信事業においては、純増数などのオペレーション数値の改善が継続するとともに、新料金プランの契約数も2,700万契約*1を突破し、順調に拡大しています。また、「ドコモ光」の累計申込数は125万件*2に増加しました。
スマートライフ領域においては、「dマーケット」などのコンテンツサービス、クレジットなどの金融・決済サービス、オークローンマーケティング※2などのグループ会社におけるサービスが利益成長を牽引しました。
また、コスト効率化も着実に進捗し、当期の利益成長に大きく貢献しました。

  • *1 2016年1月13日現在
  • *2 2015年12月31日現在

今後の事業運営について

新料金プランにおいては、データ通信のご利用が少ないお客さま向けの新たなプラン「シェアパック5」を追加しました。 さらにカケホーダイライトプラン※3の対象プランをこれまで対象外としていた「シェアパック10」、および新たに追加した「シェアパック5」に拡大しました。これにより通話とデータ通信のご利用状況に合わせ、より自由に組み合わせが可能になります。
また、利益の回復と設備投資のコントロールが順調に進み、フリー・キャッシュ・フローの拡大にも手応えを感じていることから、自己株式の取得について発表しました。2016年2月1日から12月31日にかけて5,000億円を上限に自己株式を取得し、株主還元の強化とともに、資本効率の向上を図ります。
今後も引き続き通信事業の回復・スマートライフ領域の利益成長・コスト効率化の3本柱を推進するとともに、パートナーとのオープンなコラボレーションで「+d」※4を強化し、中期目標である8,200億円以上の営業利益達成、さらにその先をめざして取り組んでまいります。

  • ※1 スマートライフ領域「スマートライフ事業」と「その他の事業」を合わせた事業領域のこと。
  • ※2 オークローンマーケティング「ショップジャパン」のブランドでテレビショッピング事業などを運営する子会社。詳しくはこちらをご参照ください。
  • ※3 カケホーダイライトプラン 月額1,700円で5分以内の国内音声通話を回数の制限なくご利用になれる音声通話定額プラン。
  • ※4 +d(プラスディー) ドコモが持つビジネスアセットを連携させ、パートナーとともに新たな付加価値を協創するビジネスの取組み。

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