• 2020.11.25
  • 特集

オフィスから作業現場をリアルタイムに遠隔支援AceReal® for docomo

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ドコモの5GネットワークとARスマートグラスを融合し、作業現場の遠隔支援を行うAceReal® fordocomo。国内外の作業現場が抱えるさまざまな課題を解決し、企業の活動をサポートします。

作業現場が抱える課題を解決

AceReal® for docomoとは、ドコモの5GネットワークとARスマートグラスがセットになり、オフィスからリアルタイムで作業現場を遠隔支援するソリューションです。現在多くの企業が、現場指導や技術継承についてさまざまな課題を抱えています。

①現場指導の非効率性

指導する熟練指導者が現場に同行することにより、出張費用や人件費、移動時間など、無駄なコストや時間がかかっています。

②技術継承が難しい

熟練指導者の不足によりOJTに限界が。マニュアルや座学の教育だけでは若手社員には不安があり、定着度も低下しています。

③コロナ対策

三密など感染リスクが高いなかでの現場作業、接触しやすい現場での指導には不安があります。


遠隔からの効率的な支援を実現するAceReal® fordocomo は、これらすべての課題を解決できます。

ARグラスの機能とは

ARグラスとは、グラス越しに見える現実世界にデジタル情報を付加し、装着者が見ている映像を遠隔にいる人が共有できるスマートグラスです。いわば「メガネの形をしたタブレット端末」で、さまざまな センサー、カメラ、マイクなどを使用できます。OSも搭載しているので、アプリケーションを動かすことも可能。無線LANでインターネットに接続でき、ハンズフリーなので、作業用に適しています。 このAR スマートグラスとネットワークを融合させたAceReal® for docomoは、上記の作業現場でのさまざまな課題を解決。主に製造業での製品の保守メンテナンス業務、電気・ガスなどのインフラ業での設備点検業務などに活用できます。

国際間でもあんしんして使用できる

ドコモは国際間であんしんしてクラウドを利用できる「5Gクロスボーダー基盤(5G X-Border Platform)」を構築。ドコモのネットワーク内に設置したクラウド基盤「ドコモオープンイノベーションクラウド®」と、海外オペレーターの5Gネットワーク網を、専用ネットワーク経由で直接接続。オープンネットワークから遮断された国際閉域通信を実現しました。 このプラットフォームを活用して、日本とタイの作業現場を結ぶ「グローバル向けAceReal®」のプレサービスを、2020年10月15日からスタートしました。タイにいる作業者が装着したARスマートグラスに、必要なマニュアルや作業指示、現場画像を表示。日本のオフィスから音声と映像によって、作業指示を行えます。5Gクロスボーダー基盤を活用したAceReal®の遠隔支援ソリューションを提供することによって、今後ドコモは、国内のみならず企業の国際的な活動もサポートしていきます。

AceReal® for docomoのシステムイメージ

遠隔支援に加え、現場側で単独で使えるアプリを標準搭載。現場の単独作業でも品質向上が可能。

AceReal® for docomoの3つのポイント

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