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説明会資料

社長コメント(2014年1月31日 2014年3月期 第3四半期決算について)

NTTドコモ社長の加藤でございます。

第3四半期の決算につきましては、営業収益はほぼ前年同期並みの3兆3,636億円、営業利益は6,887億円で前年同期比135億円の減益、当期純利益は4,302億円で137億円の増益となりました。

スマートフォンの積極的な販売や新領域の順調な拡大による増収効果があったものの、月々サポートの影響拡大などにより収益は前年比横ばいとなりました。一方、コスト効率化を更に推し進めましたが、LTE基地局の増強や新領域の拡大に伴って費用が増加し、営業減益、最終増益の決算となりました。

まず、端末販売につきましては、iPhone及びおすすめ3機種などの販売に注力し、スマートフォン販売数は987万台と前年を上回りました。その結果、スマートフォン利用数は2,278万、LTE契約数は1,902万と大きな伸びを示しています。また、MNPの改善に伴い純増数や解約率などにも着実な改善が見られ、新しい競争ステージにおける確かな手応えを得ることができました。

LTEネットワークにつきましては、基地局倍増計画の下、年度内に当初の目標を上回る52,000局の設置を見込んでいます。また、4つの周波数帯を最大限に活用するクアッドバンドLTEにより、ネットワークの高速化を促進するとともに、東京、名古屋、大阪において世界最速 受信時最大150Mbps※1 のエリア拡大を強力に推進しております。

更に、「dマーケット」などのサービスにつきましては、人気の「dビデオ」「dアニメ」「dヒッツ」に加え、「dキッズ」も順調なスタートを切りました。また、スマートフォン向けのパッケージサービスである「おすすめパック」や「あんしんパック」も順調に拡大しています。

当社は引き続き「デバイス」、「ネットワーク」、「サービス」、「料金・チャネル」の、4つのドコモの強みをフルに発揮するとともに、お客様に「ドコモを選び、使い続けたい」と思っていただけるような取組みを積極的に進めていきます。
これから最大の春商戦を迎えますが、全社一丸となって力強く事業を運営してまいります。

  • 1 LTE通信の通信速度において。各社公表値に基づく(2013年10月現在)。
    東名阪の一部のエリアにてご利用になれます。
    通信速度は技術規格上の受信時最大値であり、通信環境により変化します。
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