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説明会資料

社長コメント(2014年4月25日 2014年3月期 決算について)

NTTドコモ社長の加藤でございます。

2013年度の決算につきましては、営業収益は前年並みの4兆4,612億円、営業利益は8,192億円で前年同期比180億円の減益となりました。

今年度は、iPhoneを導入した第3四半期以降の純増数、MNPが大幅に改善すると共に、スマートフォン契約数やdマーケット契約数が順調に拡大しました。

一方、経営体質の強化に取り組み、計画を上回るコスト効率化を実現したものの、販売計画の未達や春商戦の費用増加によって対前年で減益の結果となりました。

去る4月10日には、お客様の声にお応えし、新料金プランを発表しました。
2014年度においては、この新料金を軸に
「契約者数の拡大」、
「パケット利用・音声コミュニケーションの促進」、
「販売費用の適正化」
を図り、新たな成長軌道を確立するための取り組みを推進してまいります。

新料金プランのポイントは以下の4つです。
「長期ユーザーにお得な料金プラン"ずっとドコモ割"」、
「季節を問わずに若者層を優遇する"U25応援割"」、
「国内初の音声定額制"カケホーダイ"」、
「家族利用、2台目利用もお得な"パケあえる"」

今回の新料金プランはスマートフォンに加え、フィーチャーフォン、タブレット、M2Mなどにも対応した、時代を先取りするプランであり、スマートフォンの販売強化と複数デバイスの利用を促進してまいります。

また、競合他社との差別化に向けてdマーケットなどのサービスをより一層拡充します。

ネットワークにつきましては、クアッドバンドLTEにより国内最速の受信時最大150Mbpsを既に実現しておりますが、これに加えてクリアな音声品質とレスポンスの早さを実感いただけるVoLTEを夏に、さらにはLTE-Advancedによる受信時最大225Mbpsの超高速通信を2014年度内に開始する予定です。

今期の業績予想は営業利益7,500億円を見込んでおりますが、新料金プランの提供によるお客様満足度の向上、iPhoneや新デバイス、新たなサービスの導入効果の最大化、ネットワーク強化、事業構造の変革など中期的な成長に向けた取り組みによって、再び成長軌道に乗せてまいります。

最後に、株主の皆様への配当につきましては「安定的配当の継続」という方針のもと、1株あたり年間60円を維持させていただく予定です。加えて自己株式の取得枠を5,000億円を上限に設定致しました。株主・投資家の皆様におかれましては、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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