説明会資料
アナリスト向け説明会 質疑応答(2016年3月期 決算説明会)
実施日:2016年4月28日
内容につきましては、ご理解いただきやすいよう部分的に加筆・修正をしております。
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質問者1
Q1 減価償却方法の変更(定率法⇒定額法)による利益影響について。今年度の減価償却費の見通しは対前年で約1,780億円減っているものの、利益影響は+500億円とのこと。全体像をご説明いただきたい。
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Q2 計画されているEBITDAが減っていることから、後年度負担の軽減施策に対しては計画上、非現金施策のみではなく、現金施策も積んでいると考えている。この理解であっているか。
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Q3 消費者還元による影響額として700億円の減収インパクトとのことだが、この点についてご説明いただきたい。また、総務省が要請している過剰な端末補助の削減については、どのようにバランスしていく考えか。
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Q4 ずっとドコモ割の拡充に伴う影響額として、700億円ものインパクトがあるとは思えない。どのような計算か。(「更新ありがとうポイント」の影響も含めた影響額か。)
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Q5 株主還元の方針について伺いたい。配当性向については、具体的に5割といった目標はあるか。
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質問者2
Q1 16年度の計画では、設備投資が5,850億で減価償却が4,480億ということで設備投資の方が金額が大きい。設備投資の中身にもよるが自然体でいけば来期以降の減価償却は増加していくように考えられる。来期の自然体での償却額の見込みはどの程度になるのか。また、償却方法変更による今年度の影響2,000億円に対し1,500億程度を何らかの形であてるとのことで、そのうち残価償却が400億円程度で2年間続くものと認識している。今年度あてる予定のコスト項目と、それらが来期も継続して出るものなのか、見通しを教えて欲しい。
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Q2 16年度も17年度も影響がでるということだが、16年度をベースにした場合、17年度の減価償却費は増えるという認識でよいか。
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Q3 4Qのスマートライフ領域の営業利益が3Qよりも下がっている。これはmmbiの処理に絡んだ一過性のコストと考えればよいか。
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質問者3
Q1 スマートライフ領域の取扱高が3兆円に達したとの事だが、前年度比でどれくらい伸びたのか。
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Q2 利益が800億円弱のため利益率は3%弱くらいとなるが、今後も取扱高が拡大していく仮定すると、利益率はどのようになると考えているのか。
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Q3 2016年度のEBITDAが対前年比で下がる計画となっており、単純に計算すると現金支出が1,500億円ほど増えるように見えるが、実際にはどのような費用がどのような背景で増えるのか。
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質問者4
Q1 今回実質8,600億円の利益計画を出し、中期目標を1年前倒しで過達したというのは素晴らしいことである。一方2017年度の目標数値を超えてしまっているのにその後の方向性が見えてこない。償却方法の変更やキャッシュコストの話があったが、何が一時的な要因か分からなくなってきている。結局ドコモがめざす営業利益というのが、新しい物差しで測った時に9,100億円を下回ることは今後もないという取組みをしていくのだと思うが、まずはどうして中期計画がリバイズされなかったのか。また今後の営業利益水準でめざすところはあるのか教えて欲しい。
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Q2 700億円のお客様還元ということだが、単純にARPU換算すると▲100円になると思う。ARPUが100円下がるのを埋めるのは非常に大変ではないかと思う。既に新料金プラン契約数は3,000万契約を超えており、新料金移行で狙えるARPUのアップサイドがだんだん小さくなってきている。ARPUのトレンドや着地は素晴らしいが、今後ARPUの拡大はどこまで見込めて、どの辺りで頭打ちになるのか見通しはあるのか。
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Q3 償却方法の見直しによって来年も再来年も見通しがよくわからなくなると、投資家はEBITDAに着目する。これはお願いになるが、経営指標は会社が「営業利益」と言っても投資家はEBITDAを見ると思うので、そちらを意識してEBITDAが伸びるような経営をしていただきたい。
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質問者5
Q1 コスト効率化は、この先どれぐらいできる余地が残っているのか。
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Q2 スマートライフ領域は、M&Aを含めない現状のサービスでどれぐらい成長するのか。
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Q3 つまり、今のポートフォリオで1,500億円ぐらいまでは伸ばせるイメージか。それに対してスマートライフ領域の取扱高を拡大していくというのは、どう考えれば良いか。
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Q4 どこかのタイミングで中期事業計画の修正はあるか。
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