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説明会資料

社長コメント(2016年10月28日 2017年3月期 第2四半期決算について)

NTTドコモ社長の吉澤でございます。

2016年度上期は、営業収益が対前年同期比3.3%増の2兆2,883億円、営業利益が26.6%増の5,856億円で、増収増益の決算となりました。通信事業の回復、スマートライフ領域の利益成長、コスト効率化に全社を挙げて取り組んだ結果、着実な利益回復をお示しすることができました。

通信事業については、スマートフォン利用数、「カケホーダイ&パケあえる」契約数、「ドコモ光」契約数の拡大によりデータを中心にご利用が増え、ARPUの回復が継続しています。スマートライフ領域についても、コンテンツや金融・決済サービスなどが着実に成長しています。

ネットワークについては、2017年3月にスマートフォン国内最速の500Mbpsサービス、さらに3月以降に682Mbpsサービスを開始予定です。今後の5G導入を見据え、ネットワーク基盤の更なる高度化を推進します。

「+d」の取り組みについては、提携パートナー数が164に拡大しております。今後もパートナーの皆さまとともに、社会的課題の解決や地方創生・2020に取り組んでいきます。

お客さま還元の強化としては、2014年6月に開始した「カケホーダイ&パケあえる」を軸に、継続的な料金サービスの充実に取り組んでおります。2016年9月にはご利用の多いお客さま向けに、「ウルトラパック」「ウルトラシェアパック」を、10月にはLTE対応の「ドコモ ケータイ」向けに「カケホーダイライトプラン」と「ケータイパック」の提供を開始しました。また、子育て家族への新たな取り組みとして、「ドコモ子育て応援プログラム」などを開始します。今後もお客さま還元の継続的な拡大に努めてまいります。

コスト効率化についても順調に進捗しており、年間目標額を200億円追加し1,000億円に拡大します。今後も更なる効率化に努めていきます。

最後に、2016年度業績予想については、営業利益を300億円増の9,400億円、フリー・キャッシュフローを400億円増の6,400億円に上方修正します。お客さま還元を強化しつつ、更なるコスト効率化などの企業努力も進め、「お客さまサービスの向上」と「企業の持続的発展」の両立に全力で取り組んでまいります。

なお、期末決算では、次期中期戦略について発表する予定です。もっと楽しく、もっと安心で、もっと便利でお得な「更なる価値」について具体的な取り組みをお示ししますのでご期待ください。

株主・投資家の皆様におかれましては、より一層のご支援賜りますよう、お願い申し上げます。

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