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説明会資料

社長コメント(2017年4月27日 2017年3月期決算について)

中期戦略2020 「beyond宣言」

2016年度決算発表にあわせて2020年に向けた中期戦略2020 「beyond宣言」を発表しました。2020年のさらにその先を見据え、5Gを軸に新たな「お客様への価値・感動」と「パートナーとの価値・協創」を実現するため、6つの「beyond宣言」を実行し、豊かな未来を創造していきます。

お客様還元や成長投資で事業基盤を強化しつつ、5G・ドコモ光などのブロードバンドとスタイル革新の付加価値サービスの融合・進化を推進することで、私たち自身も事業構造の革新に挑戦し安定的かつ持続的な成長を実現します。

「beyond宣言」における経営目標については、コスト効率化による積極的なお客様還元を継続しつつ、キャッシュ創出力を強化し、営業フリーキャッシュフローの増加と株主還元の強化をめざしてまいります。

2016年度決算概況

2016年度の決算は、営業収益が対前年1.3%増の4兆5,846億円、営業利益が20.7%増の9,447億円で、増収増益となりました。

営業利益の回復、スマートライフの利益成長、コスト効率化の推進など、2014年度に発表した全ての中期目標を1年前倒しで達成しました。また、5Gに向けたLTEネットワークの高度化や+dのパートナー拡大も順調に進展し、2016年度は「利益回復からさらにその先に向かう躍動の年」となりました。

お客様還元の強化としては、長くご利用のお客様、ご利用の少ないお客様、若年層のお客様、シニアのお客様など様々なニーズに応じた料金サービスの充実を図りお客様満足の向上に努めました。

LTEネットワークについては、新技術を活用した強化・進化に取り組み、2017年3月より国内最速の受信時最大682Mbpsの通信サービスを開始しました。実効速度の計測結果についても大変良好な結果となりました。引き続きお客様にとってより安定かつ快適なネットワークの構築をめざし、「5G時代」の到来に向けて更なる高度化に取り組んでまいります。

「+d」の取り組みについては、提携パートナー数が236にまで順調に拡大しております。「beyond宣言」の推進により、今後もパートナーの皆さまとともに、+dによる協創を加速していきます。

コスト効率化については、全社一丸となって取り組んだ結果、年間目標額1,100億円を達成しました。今後も引き続きコスト効率化に取り組んでいきます。

最後に、「beyond宣言」の初年度となる2017年度は「進化に挑む年」と位置付け、積極的なお客様還元や事業基盤の強化を進めながら、コスト効率化などの企業努力により着実な利益成長をめざしていきます。お客様還元の第一弾として「シンプルプラン」と「ウルトラシェアパック30」の新設、「ドコモポイントのdポイント移行」を300億円規模で実施いたします。また、年度内には更に数百億円規模の還元を実施予定です。

2017年度は、営業フリーキャッシュフロー9,100億円を目標とするとともに、25周年の感謝の意味を含めて配当予想を20円増配の100円とさせていただきました。

株主・投資家の皆さまにおかれましては、より一層のご支援賜りますようお願い申し上げます。

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