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説明会資料

社長コメント(2017年10月26日 2018年3月期 第2四半期決算について)

2017年度上期決算概況

2017年度上期の決算は、営業収益が前年同期比0.5%増の2兆3,001億円、営業利益が6.3%減の5,488億円、「beyond宣言」における経営目標である営業FCFが6.4%減の5,383億円となりました。これらは計画通りの結果であり、年間業績予想に対して順調な進捗となっています。

通信事業は、月々サポートの低減やドコモ光契約数の増加などにより、ARPUは順調に拡大しています。LTEネットワークについては、2017年9月から国内最速となる受信時最大788MbpsのPREMIUM 4Gサービスを開始し、全国195都市へ展開しています。今後もネットワーク高速化技術の導入に取組み、「5G時代」の到来に備えていきます。コスト効率化については、上期合計で330億円を実施し、年間目標900億円の達成に向けて計画通り進捗しています。

スマートライフ領域の営業利益は744億円となり、年間利益目標の達成に向けて着実に進捗しています。「+d」の取組みについても、提携パートナー数が321にまで順調に拡大しました。

株主還元は従来から重要な経営課題と位置付けており「beyond宣言」における経営目標においても「強化をめざす」とお伝えした通り、自己株式の取得を3,000億円を上限に実施することを発表しました。

そして、「beyond宣言」の取組みも続々と始まっています。

[宣言1]マーケットリーダー宣言

「ずっとドコモ割プラス」の提供開始と「docomo with」対象端末の拡大を発表しました。「ずっとドコモ割プラス」では長くご利用のお客さまに加え、たくさんご利用のお客さまもお得を実感いただける仕組みにリニューアルします。また、対象端末のご購入でずっと毎月1,500円割引になるお得な「docomo with」は好評につき70万台を突破し、ラインナップを充実させることでより便利でお得にご利用いただけるようにしました。

[宣言3]あんしん快適サポート宣言

ドコモショップでのスマホ教室の拡充、インフォメーションセンターでのAIによるお問い合わせサポートの開始、オンライン手続サイトでのチャットサポート開始など、あらゆるお客さま接点を強化していきます。

[宣言2]スタイル革新宣言/[宣言4]産業創出宣言

5G時代の音楽ライブやスポーツ観戦の新しい楽しみ方を体験できるトライアル施策の実施や、先読み・ご提案が可能な「AIエージェントサービス」、またクルマのシェアリングタイルを革新する「dカーシェア」などの新たなサービスの提供を発表しました。

[宣言5]ソリューション協創宣言

低容量・省電力といった多様なIoTのニーズに対応するLPWAサービスを提供開始しました。

[宣言6]パートナー商流拡大宣言

マツモトキヨシホールディングス様との「+d」による新たなマーケティング施策の開始を発表しました。両社のマーケティングデータを連携し、新たなソリューションとしてパートナー企業の商流拡大をより一層推進させていきます。

最後に、世界的に著名なDJSI World Indexにも初めて採用されるなど、国内外のESG指数に採用され続けています。今後も「beyond宣言」の実行を通じて「お客さまサービスの向上」と「企業の持続的発展」の両立に向け全力で取組み、営業FCFの増加と株主還元の強化をめざします。

株主・投資家の皆さまにおかれましては、より一層のご支援賜りますようお願い申し上げます。

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