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説明会資料

社長コメント(2019年10月29日 2019年度 上期決算について)

「更なる成長に向けた"変革"を実行」
2019年度ドコモの事業運営方針について

2019年度 上期決算概況

当社は、2019年度を「更なる成長に向けた"変革"を実行する年」と位置付け、将来の成長のために自らが変革していく1年としております。
顧客基盤強化に向けた積極的なお客さま還元などにより、上期は営業収益が対前年度2.5%減の2兆3,300億円、営業利益が11.5%減の5,403億円となりました。通信事業の営業利益は15.0%減の4,457億円、スマートライフ領域の営業利益は金融・決済サービスや法人ソリューションなどの拡大により9.9%増の945億円となりました。
減収減益の決算となりましたが、年間業績予想に対しては順調に進捗しており、引き続き新料金プラン提供による顧客基盤強化、スマートライフ領域の着実な成長および2018年度を上回るコスト効率化に取組んでまいります。

お客さま還元の実施による顧客基盤の拡大

6月に導入した新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」は大変ご好評をいただき、お申込み件数は10月に800万を突破し、年間目標である1,700万に向けて順調に進捗しています。さらには10月から新料金プランにお申込みいただく方を対象に、ご利用料金のお支払い方法をdカードにしていただくことで月額170円割引する「dカードお支払割」を開始しました。これにより、定期契約なしでも2年定期契約と同じ月額料金でお使いいただけるようになります。さらに、2年定期契約の解約金についても9,500円から1,000円に値下げいたしました。
こうしたお客さま還元などにより、顧客基盤を強固にし拡大していきます。

5G商用サービス開始に向けて

「ラグビーワールドカップ2019™日本大会」の開幕に合わせて9月20日から全国で5Gプレサービスを開始しました。5Gスマートフォンを活用したリアルタイムでのマルチアングル視聴など、5Gの新たな体験をご提供いたしました。今後も、全国でプレサービスの施策を予定しており、2020年春の商用サービス開始に向けてさまざまな5Gサービス、ソリューションを創出していきます。また、5G基地局は、2020年6月末までに47都道府県へ展開し、2021年6月末には1万局に向けて、ドコモグループ総力を挙げて5Gネットワーク構築に取組みます。
さらに、5Gに経営資源を集中するため、3G(FOMAサービス)については、2019年度末に新規受付を終了し、2025年度末にサービスを終了することを発表しました。幅広い世代の方にあんしんして便利な端末へお取替えいただけるよう、今までお使いいただいている端末と同じような操作感の端末のご用意や、「はじめてスマホ購入サポート」「おしゃべり割60」といった端末代金や毎月の通信料金の割引をご提供してまいります。

金融・決済サービスの拡大

電子マネー「iD」、クレジットカード決済「dカード」、スマホ決済「d払い」をはじめとした、決済サービスとdポイントとの連携を強化し、金融・決済サービス取扱高は対前年度31%増の2兆3,900億円となりました。
dカード契約数は5%増の2,039万契約、d払いアプリのダウンロード数は1,000万を突破、「dポイント」、「iD」、「d払い」がご利用いただける決済・ポイント利用可能箇所は122万箇所となり、いずれも順調に拡大しています。
9月には、チャージや送金などが可能となるウォレット機能をd払いアプリに追加しました。さらに11月には、加盟店さまが提供するサービスをd払いアプリ内でご利用いただける「ミニアプリ」の提供を予定しており、お客さまの毎日が便利でお得になるようサービス拡大に取組みます。

統合報告書2019の発行

株主・投資家をはじめとしたステークホルダーのみなさまに向けて「統合報告書2019」を発行しました。当社グループが通信の成長とともに培ってきたさまざまな資産をもとに、財務情報と非財務情報の両面から、中長期の成長実現に向けたロードマップをご提示し、2020年代の持続的成長に向けて、これまでにない変革に取組むドコモの価値創造プロセスをご紹介しております。ぜひご一読ください。

株主・投資家のみなさまにおかれましては、日頃のご愛顧に改めてお礼申し上げますとともに、今後ともより一層のご理解・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

  • 非財務情報とは、ESG情報(環境・社会・コーポレートガバンナンスに関する情報)や、経営理念・経営ビジョンや中期戦略といった経営の方針に関する情報
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