ドコモの知的財産

知的財産の強化

ドコモでは、より高度で快適なモバイル通信環境を実現するため、これまでW-CDMA、LTE、LTE-Advancedや5Gなどのネットワーク高度化関連技術、AIやIoTなどの新サービス関連技術の研究開発を推進し、特許出願を促進してきました。
その結果、2018年度末時点で、国内約4,100件、海外7,200件の特許を保有しています。

特許の出願状況

国内外における競争力を高めるため、ドコモは継続して知的財産を強化しています。
2018年度は5G標準規格の策定作業が本格化したことに伴い、5Gの出願を強化しました。

特許出願件数の推移のグラフ特許出願件数の推移のグラフ

出願分野-5G

「5G」は、今後増大するトラフィックに応えるネットワークシステムの大容量化を、低コスト・低消費電力で実現することを目標としています。さらに、10Gbpsを超えるような超高速通信やさらなる低遅延化、IoT/IoEの普及などに伴う多数の端末との接続への対応といった幅広い性能を考慮した研究開発を進め特許出願を強化しています。

ドコモの5G規格関連の特許出願ファミリー数

ドコモは、W-CDMA、LTEなどの無線技術をはじめ、AVC/H.264、AACなどの符号化技術や他の関連技術の標準化活動に参加しており、標準規格にはドコモからの技術提案が多数採用されています。
ドコモはLTEに続き、5G規格の策定作業が本格化したことに伴い、特許出願を実施した結果、2018年度の調査では、ドコモの5G関連特許の出願ランキングは全体の6位、通信事業者の中では第1位と分析されています。

ドコモの5G規格関連の特許出願ファミリー数のグラフドコモの5G規格関連の特許出願ファミリー数のグラフ

出典:株式会社サイバー創研
別ウインドウが開きます5G実現に資するETSI 標準規格必須特許(5G-SEP)候補の出願動向と標準化寄書の提案動向

出願分野-新サービス関連

中期戦略2020「Beyond宣言」を実現するために、AIやIoTを活用したサービスソリューション関連分野の特許を出願しています。特に、2018年に提供をはじめたmy daizについては意図解釈や自然対話の技術、ドローンについては農業などの作業支援技術だけでなく運行管理技術についても特許を出願するなど、知財活動を強化しています。

商標の出願状況

ドコモでは自社の商品ブランドやサービスブランドを保護するため、適切に商標出願および維持管理をしています。
2018年度末時点では国内約1,500件、海外約1,300件の商標を保有しています。

特許ライセンス

ドコモは保有する必須特許1に関して、公平、合理的、かつ非差別的な条件でライセンスしています。
ドコモは今後も特許プールおよび個別交渉を通じ、ドコモが有する6,000件以上の必須特許のライセンスを推進してまいります。

Xiaomi

ドコモは、Xiaomiと、移動通信技術に関する必須特許のライセンス契約を締結いたしました。

京セラ株式会社

ドコモは、京セラ株式会社と、W-CDMA、LTEおよびLTE-Advanced規格にかかる必須特許のライセンス契約を締結いたしました。

サムスン電子

ドコモは、サムスン電子と規格必須特許のライセンス契約を締結いたしました。

シャープ株式会社

ドコモは、シャープ株式会社と、W-CDMA、LTEおよびLTE-Advanced規格にかかる必須特許のライセンス契約を締結いたしました。

Microsoft Corporation

ドコモは、Microsoft Corporationと、W-CDMA、LTEおよびLTE-Advancedを含む必須特許のライセンス契約を締結いたしました。

HTC Corporation

ドコモは、HTC Corporationと、W-CDMA、LTEおよびLTE-Advanced規格にかかる必須特許のライセンス契約を締結いたしました。

HUAWEI

ドコモは、Huaweiと、移動通信技術に関する必須特許のライセンス契約を締結いたしました。

LG Electronics Inc.

ドコモは、LG Electronics Inc.と、W-CDMA、LTEおよびLTE-Advanced規格に関する端末装置にかかる必須特許のライセンス契約を締結いたしました。

必須特許を含め、ドコモの保有する知的財産のライセンスを希望される場合は、以下までご連絡ください。

特許ライセンスについての問い合わせ先
〒100-6136 東京都千代田区永田町2丁目11番1号 山王パークタワー36階
株式会社NTTドコモ
知的財産部 渉外担当
patentはいふん、licenseあっとまーく、nttdocomoどっと、com。

なお、以下の必須特許につきましては、特許プール2を通じてライセンスを受けることも可能です。特許プールライセンスを希望される場合は、各ライセンス管理会社までご連絡ください。

ドコモが保有する必須特許のライセンスを受けられる特許プール

ドコモが保有する必須特許のライセンスを受けられる特許プール
特許プール ライセンス管理会社
別ウインドウが開きますLTE Via Licensing
別ウインドウが開きますW-CDMA Via Licensing
別ウインドウが開きますHEVC/H.265(High Efficiency Video Coding) MPEG LA
別ウインドウが開きますAVC/H.264(Advanced Video Coding) MPEG LA
別ウインドウが開きますMVC(Multiview Video Coding) MPEG LA
別ウインドウが開きますAAC(Advanced Audio Coding) Via Licensing
別ウインドウが開きますxHE-AAC(Extended High-Efficiency Advanced Audio Coding) Via Licensing
別ウインドウが開きますEVS(Enhanced Voice Services) MPEG LA
別ウインドウが開きますAvanci(IoT) Avanci
  1. 必須特許:標準規格に準拠した製品を製造するうえで特許権者からライセンスを受けなければ特許権の侵害を回避することができない特許
  2. 特許プール:複数の特許権者が保有する必須特許を一括してライセンスする仕組み
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