ドコモの知的財産

知的財産の強化

ドコモでは、より高度で快適なモバイル通信環境を実現するため、これまでW-CDMA、LTE、LTE-Advanced、5G、Beyond 5Gなどのネットワーク高度化関連技術、AIやIoTなどの新サービス関連技術の研究開発を推進し、特許出願を促進してきました。
その結果、2020年度末時点で、国内約3,800件、海外約8,200件の特許を保有しています。

特許の出願状況

国内外における競争力を高めるため、ドコモは継続して知的財産を強化しています。
2020年度は5Gの出願を継続するとともに、モバイル通信の未来を見据えてBeyond 5Gの出願も開始しました。

特許出願件数の推移のグラフ特許出願件数の推移のグラフ
写真:受賞とそのトロフィー

常務執行役員
R&Dイノベーション本部長
谷 直樹

2021年2月、NTTグループはクラリベイトが選考する『Clarivate Top 100 グローバル・イノベーター 2021』を受賞しました。ドコモは、NTTグループの一員として5G・LTEなどのモバイル通信分野の基本技術をワールドワイドに多数特許出願しており、今回の受賞は当社のR&D活動の取組みも重要な要素として評価されたものと考えております。

出願分野-5G/Beyond 5G

「5G」は、今後増大するトラフィックに応えるネットワークシステムの大容量化を、低コスト・低消費電力で実現することを目標としています。さらに、10Gbpsを超えるような超高速通信やさらなる低遅延化、IoT/IoEの普及などに伴う多数の端末との接続への対応といった幅広い性能を考慮した研究開発を進め特許出願を継続しています。

また、超高速・大容量、超低遅延、超多数同時接続など、5Gの特徴的機能のさらなる高度化をめざした「Beyond 5G」の特許出願を開始しました。

ドコモの5G必須特許の保有状況

ドコモは、5G、LTEなどの無線技術をはじめ、さまざまな関連技術の標準化活動に参加しており、標準規格にはドコモからの技術提案が多数採用されています。
2021年度の調査では、ドコモの5G必須特許1の保有シェアは世界で第3位、世界の通信事業者の中では首位と分析されています。

  1. 必須特許:標準規格に準拠した製品を製造するうえで特許権者からライセンスを受けなければ特許権の侵害を回避することができない特許
ドコモの5G必須特許の保有状況のグラフドコモの5G必須特許の保有状況のグラフ

出典:株式会社サイバー創研
別ウインドウが開きますサイバー創研、5G標準必須特許に関する 主要技術・サービスの開発動向について評価・分析

出願分野-新サービス関連

AI、IoTやビッグデータを活用したサービスソリューション関連分野の特許を出願しています。2020年度については、XR基盤、ヘルスケア、DMP(データ管理プラットフォーム)技術について特許出願数を増やすなど、知財活動を強化しています。
2021年度の調査では、ドコモを含めたNTTグループのAI関連発明の特許出願数は国内で首位と分析されています。

AI関連発明の特許出願数(企業グループ別合計)AI関連発明の特許出願数(企業グループ別合計)

出典:特許庁
別ウインドウが開きますAI関連発明の出願状況調査」の公表データより作成

自然対話に関する特許技術例自然対話に関する特許技術例

商標の出願状況

ドコモでは自社の商品ブランドやサービスブランドを保護するため、適切に商標出願および維持管理をしています。
2020年度末時点では国内約1,600件、海外約1,300件の商標を保有しています。

dポイントのロゴ、d払いのロゴ、ahamoのロゴ

特許ライセンス

ドコモは保有する必須特許に関して、公平、合理的、かつ非差別的な条件でライセンスしています。
ドコモは今後も特許プールおよび個別交渉を通じ、ドコモが有する6,000件以上の必須特許のライセンスを推進してまいります。

Guangdong OPPO Mobile Telecommunications Co., Ltd.

ドコモは、OPPOと、W-CDMA、LTEおよびLTE-Advanced規格にかかる必須特許のライセンス契約を締結いたしました。

Xiaomi Inc.

ドコモは、Xiaomi Inc.と、移動通信技術に関する必須特許のライセンス契約を締結いたしました。

京セラ株式会社

ドコモは、京セラ株式会社と、W-CDMA、LTEおよびLTE-Advanced規格にかかる必須特許のライセンス契約を締結いたしました。

Samsung Electronics Co., Ltd.

ドコモは、Samsung Electronics Co., Ltd.と規格必須特許のライセンス契約を締結いたしました。

シャープ株式会社

ドコモは、シャープ株式会社と、W-CDMA、LTEおよびLTE-Advanced規格にかかる必須特許のライセンス契約を締結いたしました。

Microsoft Corporation

ドコモは、Microsoft Corporationと、W-CDMA、LTEおよびLTE-Advancedを含む必須特許のライセンス契約を締結いたしました。

HTC Corporation

ドコモは、HTC Corporationと、W-CDMA、LTEおよびLTE-Advanced規格にかかる必須特許のライセンス契約を締結いたしました。

Huawei Technologies Co., Ltd.

ドコモは、Huawei Technologies Co., Ltd.と、移動通信技術に関する必須特許のライセンス契約を締結いたしました。

LG Electronics Inc.

ドコモは、LG Electronics Inc.と、W-CDMA、LTEおよびLTE-Advanced規格に関する端末装置にかかる必須特許のライセンス契約を締結いたしました。

必須特許を含め、ドコモの保有する知的財産のライセンスを希望される場合は、以下までご連絡ください。

特許ライセンスについての問い合わせ先
〒100-6135 東京都千代田区永田町2丁目11番1号 山王パークタワー35階
株式会社NTTドコモ
知的財産部 渉外担当
patentはいふん、licenseあっとまーく、nttdocomoどっと、com。

なお、以下の必須特許につきましては、特許プール2を通じてライセンスを受けることも可能です。特許プールライセンスを希望される場合は、各ライセンス管理会社までご連絡ください。

  1. 特許プール:複数の特許権者が保有する必須特許を一括してライセンスする仕組み

ドコモが保有する必須特許のライセンスを受けられる特許プール

ドコモが保有する必須特許のライセンスを受けられる特許プール
特許プール ライセンス管理会社
別ウインドウが開きますLTE Via Licensing
別ウインドウが開きますW-CDMA Via Licensing
別ウインドウが開きますHEVC/H.265(High Efficiency Video Coding) Access Advance
別ウインドウが開きますAVC/H.264(Advanced Video Coding) MPEG LA
別ウインドウが開きますMVC(Multiview Video Coding) MPEG LA
別ウインドウが開きますAAC(Advanced Audio Coding) Via Licensing
別ウインドウが開きますxHE-AAC(Extended High-Efficiency Advanced Audio Coding) Via Licensing
別ウインドウが開きますEVS(Enhanced Voice Services) MPEG LA
別ウインドウが開きますAvanci(IoT) Avanci

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