LTE基地局

LTEネットワークの基盤

LTE基地局イメージ

ドコモは2010年12月に国内で初めてLTEサービスを開始し、その後も受信時最大150Mbpsのサービスを国内で初めて開始するなど、LTEのさまざまな取り組みを行ってまいりました。
このLTEネットワークを支えている基盤の一つが基地局です。LTE基地局は主にデジタル信号処理を行う「親局」、デジタル信号を無線信号に変換する「子局」、そして無線信号を狙った方向に放射する「アンテナ」で構成されており、これらを様々に組み合わせることで効率的なXiのエリア展開を進めています。

きめ細やかなエリアを構築するLTE基地局ラインナップ

Xiエリアのきめ細やかな展開に向けて、ドコモでは通信トラヒック量やエリアサイズに応じた様々な基地局を用意しています。

LTE基地局ラインナップのイメージ

【1】リモート設置型基地局

写真左:LTE導入時、写真右:現在

写真左:LTE導入時、写真右:現在

親局と子局を異なる場所に設置し、光ファイバーで接続する基地局。写真は、LTE基地局を構成する子局。省スペースでの設置を可能とするため、技術革新により小型化を実現しました。

【2】Xiフェムトセル

Xiフェムトセルの画像

半径数十メートルの通信エリアを構築できる超小型基地局(親局と子局とアンテナが一体)。LTE/3Gの同時運用に対応。住居・店舗・オフィスなどの屋内エリアの品質向上に用いられます。

Xiフェムトセルの特長

  • マクロ基地局からの電波が届かない場所やトラヒックの比較的高い屋内スポットに設置
  • 小型、軽量、騒音レスのため、住宅やオフィスなどの屋内のあらゆる場所へ設置可能
  • 既設の汎用ブロードバンド回線を利用することで、追加の設置工事は原則不要
  • プラグ&プレイ機能による運用パラメータの自動設定により、設置作業の大幅な簡略化を実現

【3】LTE対応小型基地局装置 −より機動的なエリア展開を可能に

LTE対応小型基地局装置の画像

山間部などでのXiサービスの展開において、これまでは親局の設置に条件があり、子局との距離が遠すぎて接続できないなどの理由から、エリア展開が困難な地域がありました。
そこで設置条件を改善した小型基地局装置(親局)を開発。Xiのエリア拡大および品質向上の取り組みを、より経済的に、より機動的に進めることが可能となりました。

LTE対応小型基地局装置の特長

LTE対応小型基地局装置の設置イメージ
  • 屋外にも設置可能な親局
  • 最大2つの子局と接続可能であり、複数の周波数帯でエリア化するなど、柔軟なエリア構築が可能
  • XiエリアとFOMAエリアを同時に構築可能
  • 従来の親局に比べ、大きさ10%以下、重さ20%以下、消費電力25%以下と大幅な小型軽量化、省電力化を達成

お客様の「つながる」のために 〜6セクタ基地局〜

セクタとは

1つのアンテナからの電波では収容能力や通信速度に限界があるため、多くのお客様がいらっしゃる環境では複数のアンテナを使ってエリア全体を密に構築することが効果的です。これを実現するために、アンテナに特定の方向のみ電波を放射する「指向性」をもたせ、1つの基地局がカバーするエリアを分割することで収容能力・通信速度を向上させています。この分割されたエリアのことをセクタと呼んでいます。
6セクタ基地局の場合、1つの基地局で6つのセクタを構成することができ、少ない基地局で多くのお客様にXiサービスの提供が可能になります。(全見出し共通) または 小見出し(h4)セクションが入ります。

セクタのイメージ
6セクタ用5周波対応マルチバンド基地局アンテナの画像

6セクタ用5周波対応
マルチバンド基地局アンテナ

もっと収容能力を高めるには?

周波数帯の異なる電波同士は干渉しないため、2GHz, 800MHzなど複数の周波数帯を用いた6セクタのエリアを重ねて構築することで、エリア全体の収容効率、通信速度をさらに向上させることができます。

どんな装置で構成されているの?

6セクタ基地局の親局はオムニ式(1セクタ局)から6セクタ局まで柔軟に対応することが可能です。子局は周波数帯毎、セクタ毎に1台必要となり、親局とアンテナの間に設置されます。6セクタ化、周波数帯の追加に伴い子局の設置スペースは非常に限られるため、子局の小型化を継続して進めています(【1】リモート設置型基地局を参照)。アンテナは3セクタ用、6セクタ用といったセクタ数の違いだけでなく、対応している周波数帯に応じたラインナップを用意しています。700MHz帯、800MHz帯、1.5GHz帯、1.7GHz帯、2GHz帯の周波数に対応したマルチバンド基地局アンテナも開発しています。

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