3.1 5Gのユースケース

「3GPPにおける5G標準化動向」目次

3GPPでは、5Gの主な特徴を、①モバイルブロードバンドのさらなる高度化(eMBB:enhanced Mobile BroadBand)、②多数同時接続を実現するマシンタイプ通信(mMTC:massive Machine Type Communications)、③高信頼・超低遅延通信(URLLC:Ultra-Reliable and Low Latency Communications)とまとめた。これら3つは、ITU-Rにおいて、IMT-2020システムの代表的な利用シナリオとされている[1]
5Gの利用シナリオに即して、サービスレベルでのユースケースも定められている。例えば、遠隔医療や自動走行に代表される、遅延時間の短縮が要求条件となるユースケースが、5Gに向けて新しく特定された。これを含めた合計74件のユースケース、およびそれぞれに対応する要求条件が3GPP TR(Technical Report)22.891に集約されている[2]。それぞれのユースケースは、表1に示す5つの分野に分類されている。

表1 各カテゴリの要求条件と主なユースケース

表1 各カテゴリの要求条件と主なユースケース

3.2 5Gの要求条件

本記事は、テクニカル・ジャーナルVol.25 No.3(Oct.2017)に掲載されています。

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