4.1 RAN構成

「5G無線アクセスネットワーク標準化動向」目次

3GPPにおけるNRのノンスタンドアローン運用とスタンドアローン運用について、本特集冒頭記事[1]で概説した。図5ではそれぞれの運用に対応した5G RANの構成を示す。図5に示すようにNRのノンスタンドアローン運用において、NRを提供する基地局であるen-gNB※26は、LTEを提供する基地局であるeNBとはX2インタフェースを用いて接続する。従来、X2インタフェースはeNB間の接続に用いるインタフェースであるが、Release 15ではNRのノンスタンドアローン向けのRANにおいて、eNBとen-gNB間の接続にも用いるように拡張される。また、NRのノンスタンドアローン向けのRANにおいてeNBとen-gNBはEPC(Evolved Packet Core)※27とS1インタフェース※28を用いて接続する。
他方、NRのスタンドアローン向けのRANは、gNB※29のみでサービス提供を可能とするもので、本特集冒頭記事[1]で概説した新しいCN(5GC(5G Core Network))に接続する。gNB間はXnインタフェースを用いて接続し、gNB─5GC間はNGインタフェースを用いて接続する。

図5 5G RANの構成

図5 5G RANの構成

  1. en-gNB:NRのノンスタンドアローン向けのRANにおいてNR無線を提供する無線基地局。
  2. EPC:LTEおよび他のアクセス技術向けに3GPPで規定された、IPベースのコアネットワーク。
  3. S1インタフェース:EPCとeNBをつなぐインタフェース。
  4. gNB:NRのスタンドアローン向けのRANにおいてNR無線を提供する無線基地局。

4.2 U-plane無線プロトコル

本記事は、テクニカル・ジャーナルVol.25 No.3(Oct.2017)に掲載されています。

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