2.4 ネットワークスライスおよびセッション関連ノードの複数同時接続

「5Gコアネットワーク標準化動向」目次

EPCでは1台の端末は1つのS-GWのみに接続されるが、5Gでは1台の端末が複数のSMF/UPFに同時に接続することができる。異なる性能要件をもつトラフィックを効率的に収容するために、サービスごとにUPFを分ける。図3では、通常の音声・パケットサービスを収容するネットワークスライスと低遅延サービスを収容するネットワークスライスに同時に接続する場合を示す。複数あるSMF/UPFが個々のネットワークスライスに属し、NG-RANやAMFが双方に共有されている状況を示している。低遅延サービス用のネットワークスライスでは、無線アクセスに地理的に近い位置にUPFを配置する。この場合、SMFは必ずしも複数必要ではないが、例えば、この低遅延サービスが特定の企業向けに提供される場合には、他サービスの輻輳状況などに影響されないよう、SMFも分離する。UPFの分散配置に伴う地理的な理由によってSMFを分けても良い。

図3 セッション関連ノードの複数同時接続

図3 セッション関連ノードの複数同時接続

2.5 移動管理およびセッション制御手順

本記事は、テクニカル・ジャーナルVol.25 No.3(Oct.2017)に掲載されています。

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