さらなるビットコストの低減に向けたSuper 3Gの開発〜2.Super 3G(LTE)の動向

2.2 標準化動向

3Gシステムの長期的な発展を検討する必要性が高まり、3GPPのTSG RANにて「3G RAN LTE注意1」と称するワークショップが2004年11月に開催された。ドコモはこのワークショップにSuper 3Gコンセプトを提案し、その後26社の賛同を得て、3GPP内でのLTE検討開始を提案、合意された。3GPP標準化のスケジュールを図4に示す。2005年6月には要求条件に関するテクニカルレポート(TR25.913)[3]が承認され、2006年6月までに実現性を含む基本検討を完了させ、テクニカルレポート(TR25.912)[4]が承認された。その後、詳細な技術仕様の作成を行い、2007年9月〜12月にかけ主要な技術仕様が承認されている。今後は、残存する一部の詳細仕様およびテスト仕様の完成に向け仕様化を行い、2008年末にはテスト仕様も完成する予定である。

図4 標準化のスケジュール

  • 注意1 3G RAN LTE:第3世代無線アクセスネットワークの高度化。

本記事は、テクニカル・ジャーナルVol.16 No.2に、掲載されています。