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3GPP LTE/SAE標準仕様完成における活動と貢献〜3.3GPP TSG SA/CTにおける活動と貢献

3.3 CSフォールバック機能標準化

仮にLTEにおいてIMSの音声サービスが提供されていない場合であっても、ユーザにハンドセット型の移動端末にて音声サービスの提供ができるよう、音声発着信時には、移動端末がLTEアクセスシステムから、それと重なって存在する3G無線アクセスシステム回線交換(CS:Circuit Switched)ドメインに切り替える機能(CSフォールバック)を考案し、本機能の発案からその標準化完成まで、ドコモが中心的役割を果たしてきた。2007年6月から、SAEと3G両方の能力をもつ移動端末に対しては、CSフォールバックが必要であるとして、3GPP SA2会合にてドコモが問題提起を行い、CSフォールバック仕様[10]がRel.8で完成した。

CSフォールバックの基本的機能を図3で示す。LTEと3G無線両方の機能をもつデュアル端末でもLTEと3Gの無線を同時に見ることはできない。音声着信をLTEに在圏している移動端末に通知するために、LTEの位置登録エリアの位置から重なって存在する3G位置登録を特定し、当該3G位置登録を収容している交換機に対して位置登録制御を行う。この機能により、着信要求は、CSドメインの交換機(MSC)からMME を経由して、LTEに在圏している移動端末に届けられる。これを受信した移動端末は、利用する無線をLTEから3Gに切り替えることにより、音声サービスの提供を可能とする。

図3 CSフォールバック

本記事は、テクニカル・ジャーナルVol.17 No.2に、掲載されています。

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