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3GPP LTE/SAE標準仕様完成における活動と貢献〜3.3GPP TSG SA/CTにおける活動と貢献

3.4 LTEにおける緊急情報配信基盤標準化

ドコモは、緊急情報配信基盤である、3G向け「エリアメールサービス」[11]のさらなる高速化および高度化を目指し、3GPPにおいて日本の要求条件に特化したETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)[12][13]を提案し、ラポータを務めるなど、積極的な標準化を推進してきた。ETWSは当初3Gのみが対象であり、LTE/SAEでは緊急情報配信のための基盤の検討は行われていなかった。しかし、地震などの緊急情報をより多くのユーザに、より早くより効率良く配信する技術と、それを提供する基盤が必要であるため、LTEでも、3Gと共通の緊急配信サーバを用い、3Gと同じ要求条件を満たすドコモからのLTE向けETWS提案が合意に至った。3Gでは、緊急配信サーバから直接RNC(Radio Network Controller)に対して情報を送信するアーキテクチャが採用されていた。一方、LTEでは、緊急配信サーバは、eNBを収容するMME単位に緊急情報メッセージを送信し、MMEは指定されたエリア内のeNBへ配信する、階層型アーキテクチャが採用された(図4)。このアーキテクチャにより、緊急配信サーバの情報配信時の負荷低減と、それに伴う配信時間の遅延防止を実現している。

図4 ETWSアーキテクチャネットワーク

本記事は、テクニカル・ジャーナルVol.17 No.2に、掲載されています。

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