3GPP LTE/SAE標準仕様完成における活動と貢献〜3.3GPP TSG SA/CTにおける活動と貢献

3.5 SAEプロトコル仕様への貢献

2006年の12月にSAEアーキテクチャの骨格が合意されたことを受け、TSG CT(Core Network and Terminals)の各WGにおいてプロトコル仕様策定が開始された。SAEのインタフェースのうち、CT-WG1においては移動端末とMME間のNAS(Non-Access Stratum)プロトコルが、CT-WG3においてはQoSや認証関連のDiameterプロトコルが、CT-WG4においてはネットワーク内の移動制御プロトコルであるPMIPおよびGTP(GPRS Tunneling Protocol)が、それぞれ仕様化された。ドコモは、CT-WG1ではLTEのアクセス規制方式に関する検討のエディタを務めるなど、関連プロトコルの規定についても多大な貢献を行い、LTE 端末を開発するために必須なNASプロトコル標準仕様TS24.301[14]、TS24.302[15]、TS29.118[16]などを完成させた。CT-WG4の会合では、PMIP、LTE向け緊急情報配信のプロトコルであるSBc-AP(SBc Application Part)の標準仕様のエディタを務め、前述のPMIP[17]やDiameterプロトコル[18]などの完成に大きく貢献し、SAEプロトコル仕様を予定どおり2009年3月に完成させるに至った。

本記事は、テクニカル・ジャーナルVol.17 No.2に、掲載されています。